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ロボットはどう進化していくのか?【映画レビュー】『オートマタ』あらすじ&感想(ネタバレ無し)

2016/12/03

TSUTAYA DISCASのレンタルDVDで映画『オートマタ』を観たので、その鑑賞記録です。

映画『オートマタ』

画像:映画『オートマタ』公式サイトより

あらすじ

時は2044年、太陽フレアの増加による地球の砂漠化で人類の99.7%が死滅し、残されたのは2100万人程度。

しかも電磁波が無線通信を妨害することによって通信システムによる文明はいちじるしく後退し、大気や地質の汚染が進む中で人類は残された文明を進歩させることで辛うじて生き延びていました。

そんな劣悪な環境での労働力を生むために作り出されたのが、人工知能を持つ人型ロボット「オートマタ」です。

「オートマタ」には社会の中で安全に使用できるように、

1.生命体へ危害を加えることの禁止
2.自他のロボットの修理・改造の禁止

という2つのプロトコル(何よりも優先されるべき制御機能)が設定されていました。

やがて「オートマタ」は社会の中へ深く浸透し、今や危険な作業や重労働のみならず家庭内での家事から性風俗に至るまで、人々の生活に無くてはならないものとなったのでした。

ジャック・ヴォーカン(アントニオ・バンデラス)は、そんな「オートマタ」を開発・製造する会社の保険部で働く調査員。

彼は「オートマタ」が問題を起こしたときに出向き、調査・対応するのが仕事なのですが、あるとき異常のある「オートマタ」が発見されたとの知らせを受けました。

映画『オートマタ』

画像:allcinema『オートマタ』サイトより

その「オートマタ」は自らの修理を行っているところを目撃され、発見者の刑事によってその場で直ちに破壊されて会社へと運ばれてきたのでした。

自らの修理を行うということは第2プロトコルに違反する行為で、これはあってはならないと言うよりも絶対にあるはずのないことなのです。

なぜならプロトコルが設定されているのは「オートマタ」のシステムの改変不能な心臓部で、しかも高度に暗号化されているため人間の能力ではそれを解除したり変更したりはできないはず。

いったい何者が何の目的で、そしてどうやってプロトコルを解除したのか?

それを明らかにするため、ジャックは異常な「オートマタ」を発見した刑事と共に調査に取り掛かりました。

映画『オートマタ』

画像:allcinema『オートマタ』サイトより

向かったのは、異常のあった「オートマタ」が修理に使っていた部品の元となる、溶接工の「オートマタ」が稼動している建設現場。

しかしその溶接工の「オートマタ」は、ジャックが近づこうとするとまるで自殺するかのように自らに火をつけてしまったのです。

焼けて壊れた「オートマタ」を調べてみると、それも同じく改造と第2プロトコルの解除がされており、どうやらこの問題は一部のものではない様子。

さらに調査を進めるジャックは、女性技師のデュプレ博士(メラニー・グリフィス)と出会います。

映画『オートマタ』

画像:allcinema『オートマタ』サイトより

彼女から、第2プロトコルを無くした「オートマタ」は人間には想像もつかない早さで進化を遂げ、最終的にどんなロボットになるのか分からないという話を聞いたジャックは、えも言われぬ不安感を抱くのでした。

ところがここで会社から調査中止の指令が届き、さらにはデュプレ博士が何者かによって暗殺されるという事態に。

ジャック自身も命を狙われ、カーチェイスの末に重傷を負ったまま意識を失ってしまいました。

いったい何が起こっているのか?「オートマタ」の改造を行っているのは何者なのか?

感想

未来の世界を描いたこの映画の画面は重苦しい雰囲気があって、どこかしら映画『ブレードランナー』を思わせるような世界観があります。

ただ登場するロボット達は『ブレードランナー』のレプリカントよりも、その風貌も性質もさらに機械的で無機質な印象を感じさせるモノです。

かえってそれが、作品の世界に現実味を感じさせる要素になってる感じもありますね。

そして主人公を演じるアントニオ・バンデラスは、最近は昔のように陽気でカッコイイ役を演じることが少なくなったように思いますが、このジャックも坊主頭で陰気さの強いキャラになってます。

そんなロボット達や主人公を中心に、退廃的な社会と乾いた砂漠を舞台として語られていく物語は、とても陰鬱でカタルシスの欠片も見当たりません。

映画の中では、とにかく人類の未来は暗く閉ざされつつあり、その先に希望というものは無いように描かれています。

と言っても別の視点で見ることによっては、ラストシーンにある種の希望が提示されていまして。

実際のところはそんな未来は来て欲しいとは思わないのですが、それでも観終わった後に絶望とはチョット違う感覚が残るような作品でしたよ。

作品データ

●原題
Automata

●監督・脚本
ガベ・イバニェス

●出演者
アントニオ・バンデラス
メラニー・グリフィス

●日本公開年
2016年

●上映時間
110分

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