エナジードリンク超え【カップ麺レビュー】日清「カップヌードル エナジー味噌ジンジャー ビッグ」を食べた
2017/04/10
コンビニのファミリーマートで見つけて買ってみました、日清の「カップヌードル エナジー味噌ジンジャー ビッグ」です。
カロリーは、１食(１０３ｇ)あたり４７１ｋｃａｌとなってます。
ただの「味噌ジンジャー」ではなく、「エナジー味噌ジンジャー」となってるのには訳がありまして。
カップにも「エナジー系！アルギニン・ナイアシン配合」と記載がありますが、カップ麺なのにエナジードリンクにも配合されているアミノ酸やビタミンなどの栄養素材が入ってるんですね。
例えば「アルギニン」というアミノ酸は、成分表によるとこの１食の中にに５３８ｍｇも入ってるんだそうですよ。
「アルギニン」は体内でも生成されますが、成長期や病傷の回復時、それから高齢になってくると必要量に不足するため、食べ物などからの十分な摂取がすすめられる「条件付必須アミノ酸」の一つでして。
効果としては、成長ホルモンの分泌を促し、免疫力をアップしたり、筋肉や骨格の成長や疲労回復の促進などが期待される、エナジー成分として有名な栄養素なんですね。
そして人気のエナジードリンクとして、「レッドブル」や「モンスターエナジー」なんかがありますが。
この「アルギニン」は「レッドブル(２５０ｍｌ）」には３００ｍｇ、そして「モンスターエナジー(３５５ｍｌ)」には４４４ｍｇ入ってまして。
カップ麺でありながら、それらの有名エナジードリンクの成分量を大きく上回る、５３８ｍｇもの「アルギニン」が入っている「カップヌードル エナジー味噌ジンジャー ビッグ」とは一体どんなものか？
それでは早速、食べてみることにしましょう。
まず、カップのフタの上に貼り付いている「ゴールデン ジンジャー フレーバー オイル」の小袋を取りまして。
フタを開けると中には他に小袋などは無く、かやくやスープは麺と一緒に直接カップの中に入っているようですよ。
お湯を注いで待つこと３分でフタを取りまして、仕上げに「ゴールデン ジンジャーフレーバー オイル」を入れてやります。
「ゴールデン」という名のとおり、やや黄味を帯びた色の油は、「ジンジャーフレーバー」と呼ぶだけに生姜の香りが強く感じられますね。
そしてよーくかき混ぜたら、完成です。
それでは、いただきます！
麺は、通常のカップヌードルと同じ。
具としてはキャベツ・卵、そして定番の謎肉として知られる味付け豚ミンチ、さらに味噌スープの味のアクセント用として赤唐辛子も入ってますよ。
さて注目の味のほうなんですが、気になっていた「エナジーカップ麺」という点とはまったく関係の無い、ジンジャーフレーバーが強烈に存在感を主張してまして。
商品名では「エナジー味噌ジンジャー」と「ジンジャー」が最後に来てますが、実際に食べてみると「ジンジャー」こそが味の先頭に立っていることが分かります。
生姜独特の辛さは無いんですが、とにかく風味としては激しく際立ってまして、ベースの味噌の味わいさえかすんでしまうほどです。
実は私は、味噌汁などのスープものやカップ麺など、いろんなものに生姜パウダーをふりかけるほど生姜好きでして。
この「カップヌードル エナジー味噌ジンジャー ビッグ」は、そんな私の好みに完全に一致する味わいなもので、ドンピシャに美味しいです。
さらに唐辛子のチョットしたピリ辛感も、味にスパイシーさを感じさせて良いですね。
しかしこれだけ生姜の主張が強いと、私のように好きという人と、まったく受け付けない人と、真っ二つに好みが別れてしまいそうですよ。
ですから、強いジンジャーフレーバーは苦手かも？という人には、決しておすすめできないカップ麺と言うべきでしょう。
ちなみにエナジー成分の味への影響ですが、これはまったく無い印象で、さすがにカップ麺にエナジードリンクのような味は合わないでしょうからね。
ただその成分によって、食べた後みるみる全身に力がみなぎって・・・ということもありませんでしたよ、残念。
まぁ栄養成分といっても、即効力があるわけじゃないですから、何かしら体に良い影響が少しでもあれば、それで良しという感じでしょう。
といったところで、ごちそう様でした！
