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エージェント・オブ・シールド【シーズン3】第21話・第22話あらすじ(ネタバレあり)

2017/08/11

米ドラマ『エージェント・オブ・シールド シーズン3』第21話・第22話の簡単なあらすじです。

各話ラストまでストーリーを記述していて、ネタバレを含んでいます。

エージェント・オブ・シールド シーズン3

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第21話「許されざる罪」

荒れ果てた砂漠のような場所に取り残されたように置かれたコンテナに、デイジーとコールソンが閉じ込めれられています。

「ワイヤーさえつなげたらモジュールのコントロールシステムに入り込める、そうしたら地球に戻れるわ」

そう言うデイジーに、コールソンは暗い表情で「デイジー、ここが地球だ」と答えるのでした。

ハッと目を覚ましたデイジーは、シールド本部内のコンテナに拘留され、ベッドで眠っていた自分に気づきます。

悪夢から覚めた彼女は、大量に血を抜かれたことや洗脳から解放されて間もないこともあり、顔色が悪く体調も回復していない様子。

その頃マックとメイ、そしてリンカーンとエレナの4人は、太平洋上にあるミサイル基地へと向かっていました。

ハイブがそこにあるミサイルを使って、人間を醜いインヒューマンズに変えてしまうウィルスを撒き散らす計画を進めようとしていることが察知されたからです。

さらにコールソンたちは、ミサイルを止めるための停止コードを手に入れるための作戦行動を開始していました。

ミサイルを止めるには、国防総省に正式な手続きを取って申請する必要がありましたが、今はそんな時間の余裕はありません。

まずはタルボット准将が、国防総省のアンダース准将にテレビ通話で連絡を取り、その画像からフィッツが彼の画像データを取得。

さらに、取得したデータを使ったキャプチャ映像でフィッツがアンダース准将に成りすまし、停止コードを管理している国防兵站局のトーマス次官にテレビ通話をしてコード入手の許可を得ます。

そして、コールソンが国防兵站局まで行って、ようやくミサイルの停止コードの入手に成功。

しかしミサイル基地では、既にハイブたちが発射シーケンスを開始していました。

ミサイル発射まで、あと20秒。

基地に潜り込んだマックたちが、デイジーの情報を元にして発射装置とシールド本部との通信のアップリンクを確保し、コールソンが読み上げる停止コードを本部のフィッツがリモートで装置へと入力します。

発射までわずか4秒前となったとき、ようやく長い長い停止コードの入力に成功し、ついにミサイルの発射は阻止されたのでした。

シールドの妨害に気づいたハイブは怒り狂い、潜入したエージェントの捜索を部下に言い渡し、ラドクリフ博士に手動によるミサイルの発射を命じます。

こうしてシールドの作戦は成功しますが、デイジーから得られたハイブに関する情報の中に気になる点が一つ残されていました。

それは「アブソリューション」という言葉で、その意味については懸念を残しつつ確認できないままでした。

しばらくしてシールド本部では、デイジーのいるコンテナの前に立ち、作戦の進捗を教えてやるコールソンの姿が。

デイジーの情報が役に立ったことや、彼女を閉じ込めておくのは一時的な措置だと説明するコールソンでしたが、デイジーはハイブに操られていた頃の自分の行為を許せずにいました。

その罪を強く責め、自分は永遠に拘束されるべきだと訴えるデイジー。

彼女は、どうしても自分が許せず、その思いに押しつぶされそうなくらい苦しんでいたのでした。

一方ミサイル基地では、マックたちがハイブに見つかって窮地に陥っていました。

迫ってくるハイブに追い詰められるマックたちでしたが、実は彼らはハイブを倒すための仕掛けを用意していました。

電磁波によって脳を攻撃するその装置にまんまと引っかかり、苦しみの中にのた打ち回るハイブ。

ダメージを負って倒れたハイブをそのままに、マックたちは基地に囚われている人質の救出へ向かいます。

ハイブは脳に異常をきたした様子で、これまでに体や知識を乗っ取ってきた人間たちの混乱した記憶に惑わされていました。

しかしそれでも彼は、辛うじてギエラとジェームズに「アブソリューション」の実行を命じ、その指令に従ったギエラたちはヘリでウィルスの仕込まれたミサイルの弾頭を運び去ります。

さらにハイブは逃げるマックたちを追いますが、またも彼らの計画に嵌まってインヒューマンズ捕獲用のコンテナに捕まり、ゲルの中に閉じ込められてしまうことに。

こうしてシールドは、ついにハイブを捕まえることに成功したのでした。

エージェント・オブ・シールド【シーズン3】第21話

画像:映画.comより

やがて、シールド本部へと運ばれたハイブの入ったコンテナを調べるため、格納庫へと向かうフィッツ。

コンテナのチェックを終えた彼は、そこにあった格納庫の修理のための油圧装置が入った箱にふと目を留めます。

箱に貼られていたラベルには、『製造場所:モンタナ州アブソリューション』の文字が。

フィッツがそれに気づいた瞬間、箱が爆発して、中から人間を醜いインヒューマンズに変えるウィルスを含んだガスが噴き出します。

近くにいてガスを浴びた作業員がインヒューマンズに姿を変えて襲ってくる中、格納庫を脱出しようとするフィッツですが、ドアがロックされて開きません。

しかも彼を助けようとやって来た警備員たちまでもが、同じようにガスを浴びて次々にインヒューマンズへと変わっていきます。

ギリギリのところでシモンズによってロックが解除され、ようやく脱出に成功するフィッツ。

しかし、醜い姿のインヒューマンズたちは、ハイブが閉じ込められているコンテナを破壊し、彼を解放してしまいます。

あろうことか、シールドの本部で復活してしまうハイブ。

彼はデイジーから得た情報によってゼファーワンの操縦方法や機能を知っていて、ミサイルの代わりにゼファーワンを使ってウィルスをばら撒くことができる。

そのことに気づきながら、うかつに立ち向かっても逆に洗脳される恐れもあり、ハイブを止めることができないコールソンたち。

ついに格納庫にあったゼファーワンに乗り込むハイブでしたが、その目の前へ、拘留されていたコンテナを抜け出したデイジーが現れます。

ところが彼女はハイブに立ち向かおうとはせず、その前にひざまずいて「お願い、私を戻らせて」と懇願するのでした。

第22話「上昇」

「私を戻らせて」と願うデイジーの望みを聞き入れ、彼女を洗脳しようとするハイブ。

ところがラッシュによって何かが変えられてしまっていたデイジーは、ハイブによる影響を受け付けない体になっていました。

再び洗脳されることで今の苦しみから抜け出したい、そんな願いが叶えられることはないと悟った彼女は絶望し、やがて怒りを爆発させてハイブに襲いかかります。

死闘を繰り広げる2人でしたが、そこへやって来たギエラたちの乗ったヘリに気を取られたデイジーは、その隙にハイブに倒されてしまうのでした。

その頃コールソンたちは、28人もいるインヒューマンズに変えられたシールドのエージェントたちの対策を検討していました。

生みの親のラドクリフ博士が「プリミティブズ」と呼ぶ、その醜いインヒューマンズたちはエージェントとしての記憶を持っていて、本部内の構造についても熟知しているはず。

彼らが閉鎖された格納庫から、本部の中に入り込んでくるのも時間の問題でした。

まずは武器庫の安全を確保しようとしたマックでしたが、既にそこはプリミティブたちに占拠されており、出会い頭に銃撃を受けてしまうマック。

ところが銃弾に倒れたのはマックではなく、彼の後ろに立っていたエレナでした。

高速移動で弾丸をキャッチしようとした彼女は、それに失敗して自ら被弾してしまったのです。

プリミティブの集団に追われたコールソンたちは、重傷のエレナを抱えたマックと共に、ひとまず工作室に避難。

ただシモンズだけは、1人で施設内の暖房のための燃焼室にいて、そこでプリミティブズの特徴に気づきます。

目の見えないプリミティブズは、視力の代わりに熱によって人を感知していたのです。

それに気づいたシモンズが施設内の温度を上げ、室温が人の体温を越えたところを見計らって、コールソンたちはプリミティブに気づかれること無く工作室を脱出します。

こうしてようやくメンバー全員が合流し、コールソンはこの窮地を脱するための作戦を開始することに。

彼は腕に仕込まれた装置によってクインジェットをリモート操縦で呼び、それに乗ってタルボット准将に連絡を取り本部奪還の協力を依頼、さらに単独でゼファーワンを追うと言います。

それを聞いて一緒に行くと言うマックたちでしたが、コールソンは命令としてその言葉を拒絶するのでした。

一方、ゼファーワンを奪ったハイブたちは、デイジーをコンテナに閉じ込めたまま、ウィルス散布に必要な高度を目指して空高く上昇を続けていました。

しかしそこには、密かに潜入したメイとフィッツの姿が。

武器を探しに行くフィッツと、デイジーを救出しようとするメイでしたが、彼女はデイジーと話をしている隙をつかれてギエラに頭を殴られて倒されてしまいます。

そこへ戻ってきて、ギエラに銃を突きつけられて絶体絶命のピンチに陥るフィッツ。

ところが彼の手には自らが開発した目に見えないステルス・ガンがあり、話をして油断させつつ、その銃でギエラを撃ち殺して危機を脱するのでした。

やがてギエラが殺されたことに気づいたハイブは、怒りに燃えて潜入したシールドのエージェントを探すようジェームズに命じます。

そのとき、コールソンの乗ったクインジェットがゼファーワンにドッキング。

援軍がやってきたことを知ったメイたちは、合流のためにドッキング・ステーションへ向かうことにしますが、そのときデイジーは自分が十字架のネックレスを持っていることに気づきます。

そのネックレスは元々エレナが持っていたものでしたが、彼女がマックに譲り渡してから何人かの手を経て、いつの間にかデイジーの元へと渡っていたのです。

しかもそれは、デイジーが以前見た予知の映像で誰かが死ぬときに持っていたネックレスでした。

このことからデイジーは、予知で見た映像がもうじき現実になると悟ります。

「この後のことは分かってる」そう言って、自分の死を覚悟するデイジーでした。

エージェント・オブ・シールド【シーズン3】第22話

画像:映画.comより

同じ頃、ハイブはクインジェットに向かい、そこにいたコールソンと一対一で対峙します。

そしてコールソンの体を乗っ取ろうとするハイブでしたが、実はコールソンの姿は3Dホログラムで時間稼ぎの囮でした。

しかもクインジェットには、コールソンの命令を無視して乗り込んだマックとリンカーンとシモンズの姿もあり、彼らは無事ゼファーワンへの進入に成功。

しかし突然現れたジェームズと闘ったリンカーンは、激しい戦いの末に彼を倒しながらも、そのときに受けた攻撃によって重傷を負ってしまいます。

そこへ合流し、倒れたリンカーンに駆け寄るデイジー。

彼と話をするのもこれが最後と考えていたデイジーでしたが、その胸元にある十字架のネックレスにリンカーンが気づきます。

彼は以前デイジーから予知の話を聞いていて、ネックレスが死の印であることを知っていました。

ウィルスの入った弾頭と共に大気圏外まで行き、その真空中でクインジェットごと爆発することで、自らの命と引き換えに地上への被害を防ぐ。

そのデイジーの作戦を知ったリンカーンは必死で止めようとしますが、その甲斐も無く彼女は単独でクインジェットへ。

ところが、クインジェットに弾頭を運び込んだ彼女の目の前に現れるハイブ。

自動操縦をセットした機は宇宙まで行くという彼女に、「手動操縦に切り替えるさ」と平然と言い放つハイブでしたが、そのときデイジーは床に点々と続く血の跡に気づきます。

その血の先の操縦席には、リンカーンが座っていました。

「そう思って僕が来た、手動装置はショートさせた」

そう言って彼は、電流を放ってデイジーを機外へと放り出し、クインジェットを緊急発進させます。

猛烈なスピードで、リンカーンとハイブを乗せて上昇していくクインジェット。

涙ながらに無線でリンカーンにやめてと願うデイジーは、その胸にあるはずのネックレスが無いことに気づきます。

リンカーンは、密かに彼女からネックレスを奪っていたのです。

やがて成層圏外に達したクインジェットの中で、美しい地球を見つめながら死を覚悟したリンカーンとハイブ。

こうしてリンカーンの犠牲によって人々は救われ、ハイブも死んだことで、延々と続いたヒドラの野望もついに終わりを迎えたのでした。

それから半年後。

とある部屋から路上の親子を監視する、コールソンとマック。

彼らは、各地で地震を起こしては銀行襲撃などの犯罪を犯している、クエイクと呼ばれるインヒューマンズを追っているようです。

ところが、その監視する親子の前に現れたのは、すっかり様子の変わってしまったデイジーでした。

彼女を追うコールソンとマックでしたが、能力を使って高く飛び上がりビルの屋上へと逃げ去るデイジー。

シールドの捜索対象となっていたのは、犯罪者クエイクとなってしまったデイジーだったのでした。

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