駄菓子は子供のモノ?【お菓子レビュー】三立製菓「大人のチョコバット」を食べた
2020/04/02
ファミリーマートで見つけて買ってみました、三立製菓の「大人のチョコバット」です。
三立製菓というと私は今でも「源氏パイ」が好きなんですが、「チョコバット」も有名な看板商品の一つですね。
「チョコバットというのは、ご存知の方も多いでしょうが、棒状のパン生地をチョコレートでコーティングした秋冬限定の駄菓子でして。
私も子供の頃は「チョコバット」をよく食べてましたが、大人になってからは「源氏パイ」と違って口にしなくなりました。
そんな記憶の果てで懐かしさを感じさせる「チョコバット」に、こんなバリエーション商品が出てたなんて知りませんでしたよ。
どうやら2年ほど前に新発売になって一旦生産終了したんですが、このたびパッケージと味を一新して再度の発売になったそうで。
現在コンビニなどで、新商品として並んでるようですね。
“大人の”なんて付くと、何やら良からぬ想像がかき立てられてしまいそうですが、決してそーゆー商品ではありませんので念のため。
オリジナルの「チョコバット」と違う点は、まずはその太さが少し太いということ。
長さは同じなんですが、2割り増しくらいでしょうか?やや太くなってますね。
それから周りのチョココーティングに、アーモンド・プラリネ(熱した砂糖にアーモンドを加えてローストしてから細かく砕いたもの)が混ぜてある点です。
つまりオリジナルよりも“太くてイボイボが付いてる”わけですが、こういう言い方をするとまたも良からぬ想像が膨らみそうですが改めて言っておきます、そーゆー商品ではありません!
さて味のほうなんですが、パッケージに「やすらぎのひとふり」とのコメントと共にコーヒーのイラストが書いてありまして。
実際食べてみると、コーヒーの風味が感じられますよ。
原材料名を見ると「コーヒーエキス」と書いてあって、これが中身のパン生地に練り込まれてて、そのせいでややビターな珈琲テイストがあるんですね。
旧バージョンの「大人のチョコバット」ではチョコが練り込まれてたそうですから、今回のリニューアルで味を変えて、より“大人の”感を出したということでしょう。
甘さも控えめで、確かに「大人のチョコバット」らしさのある味です。
ただ残念なのがアーモンドのほうでして、せっかくの工夫ですが味にはあまり貢献してない印象で。
口当たりには粒々感があるんですが、アーモンドのあの香ばしさはほとんどありませんね。
それから「チョコバット」お馴染みの“当たりクジ”が付いてないってのも、何だかチョット物足りないような気分にさせます。
葉書にバーコードを貼り付けて送るとクオカードが当たるというキャンペーンはやってますが、そんな手間のかかるコトはやりたくないのですよ。
というわけでメチャクチャ久しぶりに食べた「チョコバット」ですが、ビターな大人の味わいと、やはり駄菓子は子供が食べるべきものだなという感想を与えてくれました。
話のタネに、一度食べてみるのもよろしいかと。