沖縄のチキンラーメンの再現【カップ麺レビュー】エースコック「オキコラーメンＢＩＧ チキン味」を食べた
2019/09/13
スーパーマーケットで見つけました、エースコックの「オキコラーメンＢＩＧ チキン味」です。
カロリーは、１食(８５ｇ)あたり３６２ｋｃａｌとなってます。
ついおととい、「オキコ ラーメンスナック」を食べて記事にもしましたが。
その本来の姿というか元である「オキコラーメン」は見たことさえなくて、機会があれば是非食べてみたいと思ってたところで。
そんな折に店頭に並んでるコレを見つけたときは、「まさに求めていたものが目の前に！」と運命さえ感じて即座に手に取ったんですが。
パッケージをよーく見てみると、「エースコック」の文字が書いてあるのを発見。
さらに詳しく見ると
「この商品は、オキコ株式会社とエースコック株式会社の共同開発商品です。」
とか、
「この商品は、オキコ株式会社監修のもと、オキコラーメンの味わいをイメージした一杯です。」
という記載がありまして。
つまりコレは沖縄のソウルフードとも言える「オキコラーメン」ではなく、エースコックが「オキコラーメン」をカップ麺で再現した一品ということで。
なんでも、先月の初めに新発売になった商品らしいですよ。
人気のお店のラーメンをインスタント麺で再現するというのはよくありますが、インスタント麺をインスタント麺で再現するって「何じゃそら？！」って感じですが。
とにかく私の期待してた、オリジナルの「オキコラーメン」とは別物ってことなんですね。
そんなわけで少しガッカリした気分もありましたが、それはそれとして再現モノでも食べてみたいなと買って帰った次第です。
ちなみに私が求めていた「オキコラーメン」というのは、前回の記事でも書きましたが。
元は「沖縄興業株式会社」として創業した、「オキコ」という食品メーカーがありまして。
そのオキコが作った沖縄のローカルインスタント麺が、「オキコラーメン」なんですね。
半世紀以上前に「チキンラーメン」を模倣して作られて、２０年ほど前にいったん生産終了になったんですが。
復活を望む多くのファンの声に応えて約１０年前に、ミニサイズにリニューアルされて復活を遂げたとのこと。
現在は「お椀で食べるチキンラーメン」みたいな小さな袋麺として販売されてる、沖縄のソウルフードの一つなんだそうです。
さて早速食べることにしてフタを開けてみると、中身は麺とともにスープや具も一緒に入ってる「カップヌードル」タイプ。
「チキンラーメン」と同タイプのオリジナルの「オキコラーメン」とは違って、コチラは麺が調味されてるだけじゃなくて粉末スープも使用されてるんですね。
ともあれお湯を注ぎまして、待つこと３分でできあがり。
それでは、いただきます！
麺はやや太めで、なんとなく長崎チャンポンを連想させます。
コシがあるというか割と歯応えがあるのは良いですが、長さが短めなところがチョット駄菓子系ラーメンのような印象。
つまり「ブタメン」とか、あーゆー感じです。
具としては、「味付鶏肉そぼろ」「卵」「ねぎ」「なると」が入ってますが。
「味付鶏肉そぼろ」は味は良いのに、サイズが小さくて存在感が薄いですね。
そしてスープは、やっぱりって感じで「チキンラーメン」にとても似ています。
ただ何となくですが、コチラのほうが少しだけスパイス感というか胡椒の風味が強い気も。
さらにうまく説明できないんですが、チョット「チキンラーメン」とは違うフレーバーのようなものも微妙に感じられます。
まぁそれぞれを同時に食べ比べてみないと分からないと感じるくらい、同じような味わいのスープですよ。
カップには「昔なつかしい沖縄の味」とあるんで、沖縄出身の人が食べると懐かしい味を思い出せるかもしれません。
それから私のように沖縄の味とは無関係の人は、「チキンラーメン」タイプの変わったカップ麺として楽しめるでしょうね。
そんな感じで、ごちそうさまでした！
