辛くて美味い【カップ麺レビュー】サンヨー食品「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」を食べた
2019/11/24
ドラッグストアで見つけました、サンヨー食品の「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」です。
カロリーは、1食(92g)あたり400kcalとなってます。
川崎を中心に40店舗近くのチェーン店もつ、「元祖ニュータンタンメン本舗」というラーメン屋がありまして。
古くからのファンの間では、創業者の名前の五十嵐源吉に由来する「イソゲン」という愛称でも呼ばれる人気店とのこと。
都内にも羽田空港近くや、池袋や蒲田やアチコチに7つほどお店があるようですが。
カップやフタに「川崎のソウルフード」との記載がありまして、特に川崎のラーメン好きの間では「タンタンメン」が美味いことで有名な店なんだそうですね。
ずいぶん前ですが私も川崎に暮らしてたことがあったんですが、確か1度だけこの系列店に入ったことがあったんですよ。
ところが私はどちらかというと担々麺よりもタンメン派でして、今までラーメン屋で担々麺を食べたことが1度もないんです。
そのときも、やっぱり「タンタンメン」じゃなくて別のラーメンを注文しまして。
ただ一緒に入った、会社の同期の男が「タンタンメン」を注文したんで、それが私が生涯で初めて目にした担々麺になったんですよ。
これまでは周りにも、担々麺を食べる人がいなかったんですね。
そんなわけで以来ずっと私の中での担々麺は、その店で見た「タンタンメン」だったんですが。
実は「元祖ニュータンタンメン本舗」の「タンタンメン」ってのは、一般的な担々麺とは違うんだそうで。
このカップ麺の記載にも、以下のように書かれてます。
創業55年。「スタミナがつく料理を」と創業者が中華料理の担々麺をアレンジしたのが始まりです。かき卵具材に、唐辛子とにんにくのパンチがきいた、豚ガラ塩味ベースのスープが特徴的です。
とのことで、一般の担々麺と区別するために「ニュータンタンメン」と呼んだりもするんだそうですよ。
まーとにかく、生まれて初めて食べる「タンタンメン」がカップ麺でも良いじゃないかと。
そして普通の担々麺じゃなくて「ニュータンタンメン」でも良いじゃないかというわけで、買ってみた次第です。
前置きが長くなりましたが、とにかく早速食べることにしまして。
透明フィルムを外してフタを開けると、中身はこんな感じ。
具もスープも全部、麺と一緒になってカップに入ってるタイプですね。
というわけで、お湯を注いで待つこと3分。
フタを取って、よーくかき混ぜたら出来上がりです。
それでは、いただきます!
麺はいわゆるインスタント麺らしい、これといって特徴の無いチョット細めの丸麺ですが。
ツルツルと喉越し良く食べられて、悪くないですよ。
具としては、まず目につくのが味付卵というか「かき玉」なんですが。
量的には多めながら味にはさほど貢献してなくて、見た目の彩りって感じですね。
それよりも量はほんのチョットなんですが、味付鶏肉そぼろのほうが存在感がある印象。
ときたま口に入って噛み締めたときに、ジンワリと生姜風味の肉の味わいがしてナカナカ良いんですよ。
それから具とは言えないかもしれませんが、小さな刻み唐辛子がけっこう入ってまして。
これがピリッと刺激のある、良い働きをしてますね。
そしてスープですが、アッサリめの味わいながらシッカリと旨味が効いてて美味しいです。
カップには、「にんにく・唐辛子がきいた豚ガラ塩味」と書かれてまして。
にんにくテイストはあまり感じられませんでしたが、唐辛子の辛さのほうはバッチリですね。
でも辛くて食べられないっていう程じゃなく、食べすすめるにつれて次第に額に汗がジンワリにじんでくるくらい。
だんだんと鼻水が出てきて、途中で鼻をかみたくなるってレベルですね。
最近は東京もけっこう寒くなってきたんで、体を温めるのにちょうど良かったですよ。
ホットな美味しさを楽しみたいアナタに、是非とオススメしたい一品です。
そんな感じで、ごちそうさまでした!