２０年以上の時を越え【カップ麺レビュー】日清「カップヌードル サマーヌードル」を食べた
2017/07/06
ドラッグストアで見つけて買ってみました、日清の「カップヌードル サマーヌードル」です。
カロリーは、１食(７３ｇ)あたり３２７ｋｃａｌとなってます。
今日発売になった新商品ですが、１９９５年に発売された品の復刻販売品なんだそうで。
当時は世間に受け入れられず売れなかったらしいですが、このたび日清の“黒歴史”を復刻する企画のシリーズの内の一つとして、２０年以上の時を経て蘇ったとのこと。
パッケージにも、
「日清の黒歴史復活！１９９５発売当時、売れなかったあの味。あの時は、レモングラス＝レモン味だった。今、エスニックブームだからこそ食べて欲しい。旨いですよ！」
と書かれていますね。
やや古さを感じさせるパッケージデザインも当時のままですが、確かに２０年以上前というとエスニック料理もさほど一般的ではないでしょうし、受け入れられなかったとしても仕方が無かったのかも知れません。
ちなみに、真心ブラザーズの作品に『サマーヌード』という名曲がありまして、最近の人は「山ピー」こと山下智久さんの曲だと思ってる人のほうが多いかも知れませんが。
このＰＶの２人の女の子は、デビュー前のＰＵＦＦＹだったりしますが、そんな話はともかくとして。
実はこの曲は、「サマーヌードル」のラジオＣＭ用のタイアップ曲として作られたものなんだそうで。
カップ麺自体は売れなかったけれども、曲と真心ブラザーズのほうは売れたので、音楽文化に貢献できたという点においては、「サマーヌードル」も発売された意味があったと言えますよね。
とにかく、早速食べてみることにしまして、フタを開けると中身はこんな感じ。
原材料名を見てみると、具としては「ベーコン・キャベツ・味付卵・人参・ねぎ」が入ってるようですね。
これにお湯を注いで待つこと３分で、フタを取ったらよーくかき混ぜて、出来上がりです。
それでは、いただきます！
ズルズルッと麺をすすると、すぐに口から鼻へと抜けるエスニックっぽい風味が感じられます。
そして確かに、レモングラスの香りも強いですよ。
辛味も軽くピリッと効いてて、トムヤムクンを思わせる味わいが、ナカナカ美味しいですね。
魚介系を感じさせるスープには、できれば海老のほうが合ってたんじゃないかなという気もしますが、ベーコンもまずまず合ってて悪くないです。
なるほど２０年以上も前だと分かりませんが、今なら普通に美味しいアジアンテイストのカップヌードルとして納得できる味でしたよ。
といったところで、ごちそう様でした！
