出汁はシッカリ【カップ麺レビュー】「日清のどん兵衛 だし天茶うどん」を食べた
2017/07/06
ドラッグストアで見つけて買ってみました、「日清のどん兵衛 だし天茶うどん」です。
カロリーは、1食(78g)あたり339kcalとなってます。
おとといの「カップヌードル サマーヌードル」、きのうの「日清焼そば熱帯U.F.O.」と同じく、日清の“黒歴史”を復刻する企画の一品ですが。
シリーズ3品の内の、コレが最後の一つになりますね。
きのう記事にした「日清焼そば熱帯U.F.O.」と同じく、15年前の2002年に発売された商品の復刻版なんだそうで。
パッケージの記載には、
「日清の黒歴史復活!2002発売当時、売れなかったあの味。だし、天ぷら、お茶づけ、結局 何味か伝わらなかった。今、だしブームだからこそ食べて欲しい、だしの旨み。旨いですよ!」
と書かれてますよ。
早速フタを開けると、中には「のり天」と「かやく入り粉末スープ」の2つの小袋が入ってます。
まずは、「かやく入り粉末スープ」を麺の上に入れまして。
次に、先入れの「のり天」を入れます。
そして、お湯を注いで待つこと5分でフタを開けて、よーくかき混ぜたら出来上がり。
それでは、いただきます!
麺は喉ごしの良い「どん兵衛」の、いつものウドンと同じようですね。
スープは出汁がシッカリきいてて、言われてみればナルホド天ぷら茶漬けのイメージが感じられます。
ただ言われてみればというレベルでして、お茶の味もまったく感じられないですし、何の先入観も無しに食べれば、ただ単に出汁のきいたウドンツユとしか思えません。
さらにパッケージには「謹製わさび入り」とあって、天ぷら茶漬けの薬味として定番のワサビがスープに入ってるようですが、これもほとんど効いてない印象。
15年前のオリジナルではワサビは別添えになってたようなので、あるいはもっと効いてたのかも知れませんね。
さらに「のり天」が、とても小さいもので。
この「のり天」だけで天ぷら茶漬けを名乗るというのは、ちょっと無理がありそうな気がしますよ。
おそらく15年前の発売当時も、味については問題無いながら、きつねウドンの「揚げ」や天ぷらウドンの「天ぷら」に比べると、この「のり天」のスケールダウン感が残念な印象を与えたのではないかと。
具としては、ほかに「小えび天ぷら」「卵」「ねぎ」も入ってまして、量は少ないながら「小えび天ぷら」がときおり良い味を感じさせてくれるところは気に入りましたよ。
トータルでは、「天ぷら茶づけ風」というほどではありませんが、出汁のきいたウドンとしては十分に美味しいと思われ。
きっと黒歴史と呼ぶレベルの不人気だったわけではなく、「シングルヒット程度の売り上げはあったものの得点に至るほどではなかった」という感じだったんじゃないでしょうかね。
といったところで、ごちそう様でした!