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映像スペクタクルだけでも観る価値あり【映画レビュー】『ドクター・ストレンジ』あらすじ&感想(ネタバレ無し)

2017/02/22

劇場で映画『ドクター・ストレンジ』を観たので、その鑑賞記録です。

映画『ドクター・ストレンジ』

画像:映画.comより

あらすじ

誰もいないはずの古びた書物の並ぶ静かな書庫で、何かの気配を感じたような気がして様子をうかがう管理人。

そこへいきなり現れた一団によって、管理人は身を守る暇も無く魔術のような不思議な力で宙吊りにされ、首を切り落とすという無残なやり方で殺されてしまうのでした。

映画『ドクター・ストレンジ』

画像:インターネット・ムービー・データベースより

一団を指揮しているらしき男は、書庫にある一冊の本を手にして、その中から2枚のページを破り取りますが、その場に現れた謎のフードの装束の人物。

映画『ドクター・ストレンジ』

画像:映画.comより

奪われたページを取り戻そうと襲撃してきた一団を追い、お互いに謎の魔力で戦いを繰り広げますが、惜しくも取り逃がしてしまうのでした。

一方、ニューヨークのとある病院で手術をしているのは、天才外科医スティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)。

通常の手術程度は片手間でやってしまえるほどの神がかった技術を持つ彼は、今日も音楽を聴きながら冗談を言いつつオペをやり遂げました。

そこへ、同僚であり元恋人でもあるクリスティーン・パーマー(レイチェル・マクアダムス)がやって来て、脳死と診断された患者について彼に意見を求めます。

その患者がまだ助かる見込みがあると見抜き、自分の診断力や技術力に対する絶対的な自信がある彼は、主治医の許可も無く勝手にオペを始めてしまうのでした。

映画『ドクター・ストレンジ』

画像:映画.comより

そんな周りとの協調を無視するようなやり方に反発を買いながら、けっきょく彼は、普通なら特別な装置を必要とするそのオペを指先の感覚だけで難無くやり遂げて患者を救うことに成功。

満足そうに、そして助かる患者を脳死と診断した主治医を見下すように笑い、病院を後にして自宅へと帰るのでした。

高級なマンションの美しい夜景の見える部屋に戻り、身なりを整えてスポーツカーに乗り込み、夜の講演会のために会場へ向かうスティーヴン。

ところが、あいにくの天気で降り出した雨の中、無謀とも思える荒い運転で車を走らせながら電話で病院と話をしていた彼は、一瞬のハンドル操作のミスで大事故を起こします。

瀕死の重傷を負いながらも、大破した車の中から救い出されて病院に運ばれた彼は、オペ室へと向かうストレッチャーの上で意識を失います。

目を覚ました彼が最初に見たものは、傷だらけになった自分の手でした。

映画『ドクター・ストレンジ』

画像:インターネット・ムービー・データベースより

指先の繊細な感覚や動きを必要とする外科医にとって、その手は命とも言えます。

スティーヴンは必死にリハビリの努力をし、全財産をつぎ込んで考えられる限りの治療を施しますが、その甲斐も無く手を元の状態に戻すことはできません。

外科医としての能力やプライドや財産や全てを失ってしまった彼は自暴自棄になってしまい、心配してやって来たクリスティーンまでも冷たく追い返してしまうのでした。

しかしそんな彼の元へ、リハビリを担当していたトレーナーから、半身不随から奇跡の回復を見せた人物の情報が届きます。

ワラにもすがる思いでその人物を尋ねた彼は、ネパールはカトマンズにあるカマー・タージという所へ行くよう言われ、最後の望みをかけてその地を訪れました。

ところが誰に聞いてもカマー・タージのことなど知らないようで、途方にくれヨレヨレになりながら、行くあても無くさまようスティーヴン。

映画『ドクター・ストレンジ』

画像:インターネット・ムービー・データベースより

挙句の果てに強盗にまで襲われ、金品を奪われて袋叩きの目にあうのですが、運命なのか幸運なのか、そこへカマー・タージの関係者が現れて彼を救い出します。

こうしてようやく念願のカマー・タージにたどり着いたスティーヴンは、そこで彼をヒーローの世界へと導くことになる人物、「エンシェント・ワン」と呼ばれる謎の女性(ティルダ・スウィントン)と出会うのでした。

映画『ドクター・ストレンジ』

画像:インターネット・ムービー・データベースより

感想

まずオープニングのマーベルのロゴ登場シーンですが、ここが今までのスタイルとは変わってまして。

いろんなマーベル・ヒーローの映像が目まぐるしく映し出されていくというバージョンに変更になったようなんですが、これがまた面白くて始まりから期待感を大きく膨らませてくれるんですよ。

こんなチョットしたところでも余さず、観客を楽しませるってやり方が憎いです。

さて、本編につきまして。

マーベル映画にまた新しいシリーズが加わったわけですが、今回はかなり毛色の違うと言うか系統の異なる作品になってますね。

これまでは宇宙人やロボットなんかが登場したり、ヒーローも特殊な薬品やメカによって能力を得たりなど、いちおうSFとして見ることのできる世界観でしたが。

本作では、ついに魔法だか魔術だかを使ったファンタジー世界が描かれて、マーベルなのかハリー・ポッターなのか分かんないよ的な感じもしたりして。

とはいえ“マルチ・ユニバース(多元宇宙)”といった、まさにSFチックな設定もあるので、ベースとしてはサイエンスらしい要素を取り入れたファンタジーとも言えそうです。

とにかく、細かいことを言い出すとキリが無いくらい設定やらストーリー進行に疑問を感じる部分も多いですが、ファンタジーなんだから大目に見ようという気分で観るのが本作を楽しむコツですね。

そして何より注目すべきはその映像表現でして、私は今回IMAX3Dで観たんですが、それはもうイリュージョン的な画面の迫力に圧倒されましたよ。

しかも前から4列目で観たんで、世界がグリングリンするシーンが最初に出たとき「あ、コレは酔うかも」とか思いながら、何とか意識をシッカリ持って3D酔いは免れたんですが。

それにしても、飛び出してくる映像に目が回りそうな思いもしつつ、やはりIMAX3Dで観て良かったと思いましたね。

もしも可能ならばアナタにも、是非3Dで観ることをお勧めしたいところですよ。

ちなみに6年ほど前に公開された『インセプション』という映画がありまして、その中でも人間の意識の中を描いたシーンで同様に世界がグリングリンする描写があったんです。

観たことある人なら分かってもらえるでしょうが、ビルや地面がグニャリとねじ曲がる悪夢のような世界でして、2Dの映像だったにもかかわらずけっこう衝撃を受けたんですよ。

今回は加えて3Dだったんで、なおさらインパクトが強かったですね。

ですから大画面でそんな映像を楽しむことができたという点だけでも、映画館まで足を運んだ甲斐があったなと思えました。

もちろん、お話としても面白かったですよ。

マーベル映画らしいくすぐりの効いたシーンでは笑えますし、チョット強引とも思える展開も勢いで納得させてしまうテンポの良さもあります。

2時間近い上映時間が、アッという間で短く感じられるくらいでした。

登場キャラでは、エンシェント・ワン(Ancient One)が気に入りましたね。

「いにしえなる者」といった意味なんでしょうか、不老の体を持って長い年月を生き続け、年齢不詳の仙人のような坊主頭のオバサンですが。

原作では、いかにも魔法使い風のヒゲの爺さんだったのを映画では女性に変更したそうで、その変更が良かったように思います。

冷淡なようで優しいようで、謎めいた微笑を浮かべつつ敵をバッタバッタとなぎ倒していく様子は、胸がワクワクする思いで楽しめましたよ。

もちろん、主役キャラのドクター・ストレンジも最高。

ベネディクト・カンバーバッチという役者さんは好きですから、彼がついにマーベル映画に出演することになったという意味でも良かったです。

ただ本作では、あまりヒーローらしい活躍はしてませんけれどもね。

やはり序章と言うか“エピソード0”といった内容なんで、ドクター・ストレンジもまだ完全なヒーローになりきれてないということでしょうか。

悪役と戦いを繰り広げるシーンはあれども、どちらかというと逃げ回ってた印象が強いです。

元々才能があったという設定なのか、たいして修行をしてない割にすぐに魔力を身につけたところはスゴいですが。

けっきょく自分の力よりも周りの人やモノの助けを借りたり、地味に頭を使った方法で勝利するといったパターンが主だったですからね。

とにかく、本作で初登場となったドクター・ストレンジのこれからの活躍が期待されますし、他のマーベル・ヒーロー達との絡みも楽しみです。

他の作品とは特に関連の無い独立した話になってるんで、マーベル・ファンにはもちろんのこと、そうでない人にも観ることをすすめたい映画でしたよ。

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作品データ

●原題
Doctor Strange

●監督
スコット・デリクソン

●出演者
ベネディクト・カンバーバッチ
レイチェル・マクアダムス
ティルダ・スウィントン

●日本公開年
2017年

●上映時間
115分


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