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ドラマファン向け【映画レビュー】『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』あらすじ&感想(ネタバレ無し)

2017/06/02

TSUTAYA DISCASのレンタルDVDで映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』を観たので、その鑑賞記録です。

映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』

画像:映画.comより

あらすじ

育った環境が幸いしたのか災いしたのか、主人公・朝永蘭丸(向井理)の脳は舌にのせたものを成分に変換する「絶対舌感」の持ち主。

映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』

画像:映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』公式ツイッターより

キスをしたときも相手の口に存在する成分はもちろん口内細菌まで分析してしまい、そのため意図せずして嘔吐感までもよおしてしまう彼は、だから恋などできない・・・はずだった。

しかし「伝説の三助」と呼ばれる祖父の通夜のとき、流浪の温泉芸者に突然キスをされたにも関わらず脳に何も浮かばなかった彼は、その芸者を運命の相手と思い定め、彼女を追って全国の温泉場を巡る旅に出かけます。

さらに、ひょんな出会いから旅には二人の同行者を伴うことに。

一人は、通夜の際に香典泥棒の濡れ衣を着せられ、その疑いを蘭丸に晴らしてもらったことで知り合った、宮沢賢治好きの不思議な中年・宮沢寛治(佐藤二朗)。

映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』

画像:映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』公式ツイッターより

そしてもう一人は、2サス(2時間サスペンスドラマ)好きの推理マニアで、蘭丸に好意を寄せる古物商の女・甕棺墓光(かめかんぼひかる:木村文乃)。

映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』

画像:映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』公式ツイッターより

これら三人はナゼか行く先々で殺人事件に遭遇してしまいますが、人呼んで「神の舌」の持ち主の蘭丸によって見事に事件を解決していくのでした・・・というのがTVドラマでのストーリー。

最終回で、芸者の女性が病気の治療のために飲んでいた薬が口内を殺菌していたため、蘭丸の舌には何も感じなかったのだと分かって、その旅のお話は一件落着となりました。

そして旅に同行していた二人とも別れ、故郷の米原へ帰ろうとヒッチハイクをしていた蘭丸ですが。

行き先を書いて掲げていたボードの「米原」の字が、汚れや擦れで「米沢」に変わってしまい、思わぬ場所に到着した彼が道に迷って行き倒れてしまったところから物語は始まります。

偶然通りかかった三人の男たちに救われた蘭丸でしたが、三人は彼を目覚めさせようと乱暴にも温泉に放り込んでしまいます。

そこは、かつて温泉地として栄えた鬼灯村(ほおずきむら)という、今はすっかり寂れてしまった村の温泉でした。

おかげで意識を取り戻しながらも、すぐさま溺れてしまって再度気を失う蘭丸。

幸い、そこへやってきた女医の竜胆(りんどう:木村多江)の人工呼吸によって蘇生した彼ですが、彼女の口に何の嫌悪感も感じなかったことから、またも運命を感じてしまいます。

映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』

画像:映画.comより

そうして蘭丸は、彼女に近づくという目的も持ちつつ、助けてもらった恩返しという名目で村の温泉旅館で三助として働くことに。

彼は祖父の唯一の弟子として、様々な技術を受け継いだ二代目「伝説の三助」だったのです。

しかしそんな彼の前に突然現れたのは、別れたはずの甕棺墓光と宮沢寛治。

映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』

画像:映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』公式ツイッターより

光は蘭丸への思いを諦めきれず、彼の服に密かに忍び込ませたGPSをたどって車を走らせ、寛治のほうはその車の屋根にコッソリ忍び込んでここまでやって来たのでした。

こうして再び顔を揃えることになった三人ですが、そうなると決まって起きるのは殺人事件。

はたして彼らは、一体どんな事件に巻き込まれるのでしょうか。

映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』

画像:映画『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』公式ツイッターより

感想

本作の実際のタイトルは、『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー! 略して・・・蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』という異常に長いモノでして。

このことからも分かるように、とてつもなくフザケた作品です。

ハッキリ言って映画としてのクオリティはとても低いもので、「映画にする必要あったの?」とか「2時間ドラマで良くね?」とか言われても仕方が無いでしょう。

ご承知のように本作は、去年2016年の夏にTBS系列で放送されたTVドラマ『神の舌を持つ男』の劇場版でして。

ドラマ自体も視聴率が伸び悩み、それをさらに映画化するというのはあまりにも無謀と言われ、実際のところ興行成績も振るわなかったらしい作品ですが。

噂によるとドラマのスタート時点で映画化が企画の内に入ってたらしく、当初の予定を変更できないまま映画製作に突入してしまったとのこと。

結果として「ドラマも映画も大爆死」とか言われる事態になったそうですが、観る側としましてはそんなコトどーでもいーわけで。

とにかくドラマを観て気に入った人だけが観るべき映画で、もちろん実際にそうだったからこそ映画館に足を運ぶ人が少なかったんでしょうが、それで構わないんですよね。

だいたいストーリーがドラマの続きになってますから、この映画だけを観た人は主人公たちのキャラクターとか作品の独特のノリといったものが分からないでしょうし。

ですから、視聴率が低かったドラマの数少ないファンが劇場へ行って観た映画なわけで、観客数が少ないのは当然といえば当然。

でもドラマのほうを楽しめた人なら必ず楽しめる映画になってますから、その少ない観客は皆楽しめたわけで、「爆死」とかいう評価はどうでも良いわけです。

冒頭で述べたように確かに作品としての質は低いですし、わざわざ映画にするほどでもない内容ですが、面白けりゃいーじゃんっていうことですよ。

何が面白いって、死ぬほど小ネタが詰め込まれてますから、それはもぅ一瞬も目が離せない程小ネタのオンパレードで、全部味わい尽くそうと思ったら100回くらい観る必要があるでしょう。

ドラマのときも、その辺はナカナカのこだわり具合でしたが、映画版はさすがに気合が入ってましたね。

そんな堤監督が本領を発揮した遊びに、一緒になって面白がることができるなら、とても楽しい作品です。

ドラマと同様に、体裁としては一応ミステリー風のストーリーになってますが、謎解きの部分とか別に感心も納得もできないレベルなんで、完全なギャグ映画として観るのがオススメ。

と言っても爆笑する感じではなく、魅力的な演者による独特なキャラクターや次々に繰り出される小ネタにクスクス笑って、最後に「あー面白かった」と言って全てを忘れるといった観方が正しいでしょうね。

ただ、ギャグ映画と言っても、それだけは終わらないのが堤監督のユニークなところで。

ストーリーの中に、中国資本による日本の水資源の買占めという、今まさに注目すべきなのに誰も触れようとしない問題をシッカリと取り入れているところが素晴らしいです。

面白オカシイだけの作品の中に、こうしてコッソリ問題提起しているのは、あるいは堤流の遊び心と言えるのかも知れませんけれどもね。

とにかく、ドラマの放映時に毎週楽しみにして観ていた人は、その締めくくりとして是非とも観るべき作品ですし、そうでない人は絶対に観てはいけない作品であることは間違い無いですよ。

作品データ

●監督
堤幸彦

●出演者
向井理
木村文乃
佐藤二朗
木村多江

●日本公開年
2016年

●上映時間
105分

RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編

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