美味いヤン【インスタント麺レビュー】サッポロ一番「アラビヤン焼そば 5個パック」を食べた
スーパーマーケットの「インスタント焼きそばフェア」という企画販売で見つけました、サッポロ一番の「アラビヤン焼そば 5個パック」です。
カロリーは、1食(100g)あたり476kcalとなってます。
いろんなカップ焼きソバや袋焼きソバが並んでたんですが、「これは見たことが無いぞ」と気になって手に取ってしまいましたよ。
調べてみると50年以上前に発売になって、それから10年くらいは全国で販売されてたんですが。
徐々に売れ行きが落ちて各地で販売を終了する中、唯一売れていた千葉と茨城の一部地域だけで取扱いが継続されたため「ご当地インスタント焼きソバ」になったという一品。
それ以来、特に千葉ではソウルフードとしても人気を保ってたんですが。
インターネットの普及に伴いネット上で話題になることも増えてきたため、ついに10年ほど前から再び全国販売されるようになったとのこと。
しかしながら、そのへんのスーパーマーケットでは相変わらず見かける機会が無いんですよ。
「サッポロ一番」という有名ブランドの商品でありながら、依然として知名度の低いレアなインスタント焼きソバの地位は変わってないような気がしますね。
とにかく私も初めて買ったんで、珍しさゆえ早速食べてみることにしまして。
パックの袋を開けると、中には「アラビヤン焼そば」が5個入ってます。
袋には
「不思議な位おいしく出来ます」
とか
「摩訶不思議!?香ばしくスパイシーたまらない味わいアラビヤン」
といった記載があって、自ら思いっきりハードルを上げてますが大丈夫なんでしょうか?
期待と不安を感じつつ開けた袋の中には麺の他に、「焼そばソース」と「青のり」の2つの小袋が入ってまして。
作り方は他のインスタント焼きソバと同様で、まずはフライパンにお湯を沸かして麺を入れます。
お湯の量は袋の記載によると200mlとなってますが、チョット少なめで180mlくらいが適当だと思いますよ。
火加減は、弱火から中火くらいが良いでしょう。
そして1分待ったら、麺を裏返してさらに1分待ちます。
続けて麺をほぐしつつ、お湯が麺の全体にいきわたるようにかき混ぜ。
お湯が無くなってきたら、「焼そばソース」を入れてやります。
火加減は弱火にして、ソースが満遍なく馴染むように麺を混ぜつつ炒めます。
ここで大事なのは、お湯がまだ少し残ってるくらいのタイミングでソースを入れることでしょう。
ほとんど水分が無くなってから入れると、ソースを馴染ませるのが大変になるんですね。
そして好みの加減に麺が炒まったら、お皿に移して最後に「青のり」をかけます。
これで、完成です。
それでは、いただきます!
やや細めでプリプリの麺は、かなり口当たりが良いです。
ソースについては、これといって特徴の無いアッサリした味わいですね。
とりわけ甘口でもなく辛口でもなく、スパイス感もさほど感じられず。
平凡な印象のインスタント焼きソバなんですが、でもソレがかえって素朴な美味しさに感じられますよ。
注意すべきは麺が乾いてくると、やたらと麺同士がくっついてしまうコト。
皿に盛る前にシッカリとほぐして、できるだけ早めに食べきってしまうことをオススメします。
じゃないと、全体がくっついて一塊の焼きソバ団子になってしまうので要注意ですね。
ともあれ全国で販売されていながら、相変わらず知名度の低いレアアイテムですから。
どこかで見つける機会がありましたら、とりあえず手に取ってみてはいかがかと。
そんな感じで、ごちそうさまでした!