食べるな危険!【カップ麺レビュー】まるか食品「ペヤング 獄激辛やきそば」を食べた
2021/08/05
量販店のドンキホーテで見つけて買ってみました、まるか食品の「ペヤング 獄激辛やきそば」です。
カロリーは、1食(119g)あたり542kcalとなってます。
まず最初にハッキリ言っておきますが、これを食べちゃダメです。
買おうかどうしようか食べようかどうしようか迷っているなら、今すぐ「買わない!食べない!」と決断するべきでしょう。
「ペヤング 獄激辛やきそば」なんて言葉すら忘れ、このページはソッ閉じして平和で穏やかな生活に戻ることをオススメします。
それでは、お幸せに。
・・・
まだ読んでます?続ける気ですか?そうですか分かりました、それではアナタはこれから魔の世界に足を踏み入れることになるので覚悟してください。
さてこのカップ麺、先週コンビニ限定で先行販売されて今週から一般発売になった新商品のようで。
これまでの「ペヤング」の中で最も辛い「激辛やきそばEND」の3倍辛いという、「ペヤング」史上最激辛という触れ込みで登場した一品。
私がこれまでに食べた「ペヤング」で一番辛かったのは「激辛!やきそば」でして、「激辛やきそばEND」は怖くて食べたことがないんですね。
つまり私は辛いモノがそれほど得意じゃなくて怖気づいたんですが、それなのにナゼこの「獄激辛やきそば」を食べようと思ったのか。
今では自分への疑問と後悔と、こんなモノを売り場に置いておいたドンキへの恨みしか無いんですが。
まずこのナマハゲのような地獄の閻魔大王を描いたオドロオドロしいパッケージから、そのゴートゥーヘルな辛さが推し量られます。
しかも赤字で
泣けるほど辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください。
と書かれてますが、私に言わせればこんな書き方では生ぬるいです。
本来ならば、
泣けるどころか想像を絶する辛さであまりに辛くて辛みが苦手じゃない人でも危険なくらい辛いので、食べると体に悪影響がある可能性もありますし最悪の場合死ぬかもしれません。
程度のことは書いておくべきでしょう。
とにかくまさかそれ程と予想できなかった私が早速食べようとフタを開けると、中には「かやく」と「獄激辛ソース」の2つの小袋が入ってました。
ソースの袋からして、何だか禍々しい色をしていますね。
まずは、「かやく」を麺の上に入れまして。
お湯を注いで待つこと3分でフタを取ったら、続いて「獄激辛ソース」をかけてやります。
この時点で何やらまともな食べ物とは違うような、どことなく劇薬を思わせるナゾな匂いがしてチョット不安を感じさせるんですが。
そんな不安をかき消そうとするかのように、無心に念入りにかき混ぜてやって出来上がり。
それでは、いただきます。
パクパク「かっ、辛い」・・・「ガッ!ヒーッ!ノォーッ!!」。
このとき口の中で紅蓮の炎が吹き上がり、頭の中に世界の終末の光景が見えた気がしました。
いつもならココで麺がどうとか具がこうとか感想を言うのですが、今回はそんなモノどーでもいーです。
もぅ辛いとかいうレベルじゃないし、痛いとかいうレベルさえ越えてましたね。
何て言うか拷問のレベルで、食べる凶器いゃ狂気と言うべきでしょう。
「ごめんなさい!二度とこんな悪魔の食べ物を口にしようとは思いませんから、お許しください助けてください」
と、生まれて初めて心の底から神に祈りましたよ。
この異常な辛さをどうにかしようと途中で温玉を入れましたが、卵黄ごときでマイルドになるような程度の生易しい辛さじゃありません。
そして生まれて初めて、カップ麺を食べるのを途中でギブアップ。
なにしろ温かいままだと辛さが倍増しに感じられて、これはもう食べ続けるのは無理だと思ったんですね。
そして3回くらい口をゆすいで水をガブガブ飲んで少し休みながら、麺の温度が下がるのを待ちました。
ようやく冷めてきたんで、半分くらい残った麺に再挑戦。
多少はマシになったものの相変わらず拷問は続くわけで、悶絶しながらノタウチ回りながら汗と涙と鼻水を垂らしながら何とかようやく食べきることができました。
いったい何杯水を飲んだでしょう?それすらも憶えていませんが、ズルズル垂れてくる鼻をかんだのは20回以上だと思います。
汗だくになった私は疲労困憊して、戦いに勝ったという満足感よりも命の危険からどうにか逃げきったという安堵の気持ちを感じていました。
しかし、これで戦いが終わったわけではなかったのです。
昼過ぎにこの悪夢の焼きソバを食べた私は、その夜に再びまた悪夢を見ることに。
そろそろ寝ようかと思ったときのこと、みょうにお腹がキリキリと痛くなってきまして。
トイレに駆け込んだんですが、そういえばよく言いますよね「辛いモノは食べるときと出すときの2度辛い」って。
そうです、今度は私のお尻の○が悲鳴をあげる番だったのです。
しかもお腹の痛みは何度も襲ってきて、私は深夜に5回もトイレへ行くことになり。
その度に、お尻の○から焼きゴテが出てくるような拷問を受け続けたのでした。
もうアナタにも分かって頂けたでしょう、この「ペヤング 獄激辛やきそば」がどれほど恐ろしい食べ物なのか。
ですから最後にもう一度言います、こんなヤバいもの絶対に食べちゃダメ。
いいですね、悪いことは言いませんから。
命とお尻の○は、大切にしましょう。
そんな感じで、ごちそうさまでした!