でかいルーに驚き【カップ麺レビュー】エースコック「全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン」を食べた
2021/06/25
スーパーマーケットで見つけました、エースコックの「全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン」です。
カロリーは、1食(99g)あたり445kcalとなってます。
1ヶ月ほど前に発売された商品でして、さらにさかのぼること3年位前に新登場となった品のリバイバル版のようですが。
ナゼか唐突にカレーラーメンが食べたくなった私は、スーパーマーケットのカップ麺売り場で目にして「コレは!」と手に取り買って帰った次第です。
なにしろ「元祖」という言葉に惹かれたんですが、調べてみると北海道でカレーラーメンが人気のラーメン屋「味の大王」という店があるんだそうで。
日本で「カレーラーメン発祥」を名乗る店は新潟や千葉など各地にあるようなんですが、この「味の大王」もその一つとのこと。
カレーラーメン発祥の店「味の大王」
なんでも50年以上前のこと、北海道の定番ラーメン「味噌」「醤油」「塩」に代わる新しい味として当時の「味の大王」の店主が考案したのがカレーラーメンだったんだそうで。
始めた頃はまったく人気が出ずに低迷したらしいですが、それでも諦めずにメニューに載せ続けた結果いまや苫小牧の名物ラーメンとして全国的に有名になったとのこと。
ちなみに北海道では苫小牧のほかに室蘭にもカレーラーメンで有名な「味の大王」がありまして、元モー娘のナッチこと安倍なつみさんが美味しいと公言して有名になったのはコチラのほうらしいですね。
この室蘭の「味の大王」は苫小牧で働いてた人が独立して立ち上げた店なんだそうで、関連はありながら別経営なので苫小牧のほうは自らを「総本店」と称して区別しているらしいですよ。
そしてこのカップ麺は、苫小牧の「味の大王 総本店」のほうのカレーラーメンを再現した一品だそうで。
まぁ元祖とか発祥とかいうのは真偽の確かめようが無かったりするのであまり気にする必要も無いと思いますが、なにしろ「味の大王」のカレーラーメンは美味しいと評判であることは間違い無いんで。
そんなラーメンをカップ麺で再現したとなると、ヤッパリ食べてみたいじゃないですか。
「全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン」を食べてみた
というわけで早速食べることにして、フタを開けてみると中身はこんな感じ。
ドン!と大きなカレールーの固まりが入ってるのが見えまして、そのビジュアルに少し驚いてしまいますが。
熱湯を注いで待つこと5分で、フタを取るとこんな様子で。
まだ大きなカレールーが溶けきってませんが、箸を突っ込んでグルグルかき混ぜて溶かしてやると出来上がりです。
それでは、いただきます!
麺は中太麺で、歯応えが楽しめるくらいの食感があって良いですね。
スープは少しトロみがあるので、麺との絡みがいいです。
ただ苫小牧の「味の大王」のスープはこんなもんじゃなくてほぼカレーライスにかけるカレーのようなトロトロさらしいので、そういう意味では違いがあるみたいですよ。
具としては「味付肉そぼろ・ワカメ・もやし・ネギ」が入ってるんですが、他はともかくカレーラーメンに「ワカメ」って何ぞや?って思ったんですが。
どうやらこの具のラインナップは、「味の大王」のカレーラーメンの具に準じたものなんだそうで。
カレーに相応しい具はやっぱりジャガイモ・ニンジンとかじゃないかなと思ったりして、少しばかり違和感があるのは否めないです。
とはいえ全体に具の量がさほど多くはないし、味の邪魔になるほどじゃないですけどね。
肝心のカレー味ですがスパイス感も辛さもほどほどといった印象で、良くも悪くも飛び抜けた特徴の無いオーソドックスなテイストです。
とはいえカレーラーメンを求めていた私の口を完全に満足させる味わいで、十分に美味しく食べることができましたよ。
ところでカップの記載に
めんを食べたらご飯を入れて二度おいしい
と書かれてたんですが、「言われるまでもないわ!」と当然ながらレトルトのゴハン180gをブチ込みまして。
カレースープを最後の一滴まで余すことなく食べきったのでしたよ、あー満腹満腹。
スープカレーというかカレーリゾット的な感じで、これまた美味しかったですよ。
そんな感じで、ごちそうさまでした!