酸っぱ辛くて美味い【カップ麺レビュー】まるか食品「ペヤング 酢コショウやきそば」を食べた
2021/08/05
量販店のドンキホーテで見つけました、まるか食品の「ペヤング 酢コショウやきそば」です。
カロリーは、1食(116g)あたり530kcalとなってます。
おととい発売になった新商品ですが、パッケージに
餃子に酢とコショウをつけたような味
と端的に味の説明書きがあって実に分かりやすい。
ただここで、「餃子に酢とコショウ?餃子って醤油ベースの餃子ダレにつけて食べるんじゃないの?」といった疑問を持つ方もいらっしゃるかも知れませんね。
私も餃子を食べる際のつけダレとしては、醤油に酢やラー油を入れる派で基本的にコショウは使わないんですが。
「酢コショウ餃子」の元祖
調べてみると、地下鉄の「青山1丁目」「乃木坂」「赤坂」の3駅のちょうど中間あたりにあって微妙に交通の便が悪い「赤坂珉珉」という街中華がありまして。
なんでもそこが「餃子には酢コショウ」という食べ方を始めた元祖の店とのことで、公式サイトでも「酢コショウ餃子発祥の地」を名乗ってるんですね。
地元はもちろん赤坂界隈でも評判で客足の絶えないその店はもともと「酢コショウ餃子」を売りにしてたわけじゃないんですが、テレビ等のメディアで「酢コショウ餃子」が取り上げられたことで話題になりまして。
今ではすっかり「酢コショウ餃子」の店として有名になり、さらに巷でも餃子を「酢コショウ」で食べるスタイルは珍しくなくなってきたようですよ。
「ペヤング 酢コショウやきそば」を食べてみた
というわけで、その「酢コショウ餃子」をモチーフとしたこのカップ焼きソバ。
どんな味になってるのか早速食べることにして、パッケージをといてフタを開けてみると中には「かやく」「ソース」「ふりかけ」の3つの小袋が入ってます。
まずは、見るからにニラたっぷりな「かやく」を麺の上にあけまして。
お湯を注いで待つこと3分で湯切りしたら、「ソース」をかけてよくかき混ぜます。
そして最後に、「ふりかけ」という名の粗挽きコショウを全体にかけてやって。
これで、完成です。
それでは、いただきます!
麺は、やはりオリジナルの「ペヤングやきそば」と同じ様子。
ソースは確かに酢の酸味がありますが、やはりそれとコショウだけでは焼きソバの味付けとして成立しないでしょうから。
醤油をベースとした旨みと、さらに少しの辛味がつけられてますよ。
そこへタップリの胡椒が入ってますから、全体として酸っぱ辛い味付けになってますね。
とにかく胡椒フレーバーが他の味をねじ伏せるくらいに効いてるんで、もしかしたら少しずつ様子を見ながらかけたほうが良かったかも知れません。
具としては最初に目についた「ニラ」の他に、「キャベツ」「豚・鶏味付ひき肉」が入ってますよ。
ただ「ニラ」以外は量が少なくて、見かけは多い「ニラ」も食べてみるとあまりそれらしい味わいや風味は感じられませんね。
ですからラインナップとしては餃子感のある具ですが、実際にはさほど餃子っぽい味とは思えない印象。
とはいえ「味付ひき肉」だけをつまんで口にすると確かに餃子のテイストを感じられるので、餃子感はそこで楽しむとしましょう。
残念ながら餃子味の焼きソバという意味では期待したほどじゃなかったんですが、単に酸味と辛味の効いた美味しい焼きソバという意味ではとても満足できましたよ。
餃子を「酢コショウ」で食べる人もそうじゃない人も、一度食べてみることをオススメしたいカップ焼きソバでしたね。
そんな感じで、ごちそうさまでした!