スパイシーさとマグロの旨み【カップ麺レビュー】エースコック「近畿大学水産研究所×つるとんたん監修 スーパーカップ 魚だしカレーうどん」を食べた
2016/11/22
ファミリーマートで見つけて買ってみました、エースコックの「近畿大学水産研究所×つるとんたん監修 スーパーカップ1.5倍 近大マグロ使用 魚だしカレーうどん」です。
カロリーは、1食(121g)当たり524kcalになってます。
フタを開けると中には、「粉末スープ」「液体スープ」「かやく」の3つの袋が入ってますよ。
まずは「かやく」を入れますが、その内容は「ねぎ・油揚げ・かまぼこ」になってます。
ネギはそこそこ入ってますが、油揚げとカマボコは少なめ、と言うかカマボコは半月状のが1枚きりしか入ってませんね。
続いて、「粉末スープ」を入れます。
これが、カレースープのベースになるわけですね。
お湯を注いで5分待って、最後に「液体スープ」を入れます。
この「液体スープ」に“近大マグロの中骨から抽出したエキス”が入ってるようで、まさに魚から取った出汁といった香りが強く感じられますよ。
よーくかき混ぜたらこんな感じで、スープは割とサラッとしてて、あまり濃さや粘度の高さは無いようですね。
それでは、頂きます!
麺は一般的なカップうどんの麺といった印象で、とりわけ特徴的ではないですが口当たりは悪くないです。
スープはよくあるカレーうどんに比べると、けっこうスパイシーでなかなか辛口ですよ。
口に入れる前は“近大マグロの中骨”の出汁らしさのある香りが強かったんですが、いったん口に入れるとカレーの風味がより強く感じられて、魚出汁のそれは遠のくようです。
カレーの味わいの向こうにマグロの出汁の旨みや香りがあると言うか、後味で感じられると言うほうが正しいでしょうか?チョット面白いテイストですね。
ちなみに、フタの裏側にこんな「卒業証書」の記載がありました。
「あなたは近畿大学水産研究所の養殖課程を優秀な成績で卒業され、中骨となっても持ち前の旨みを大いに発揮し、お客様の舌を唸らせる近大マグロエキスに加工されたことをここに証します。」
なんてコトが書いてありまして、チョット洒落が効いてますよ。
マグロの完全養殖に成功した近大水産研究所のマグロの中骨を使用することで、食用にされずに廃棄される部位を有効に活用するというエコを標榜した利用方法も気に入りました。
ただ、やや高級志向のうどん屋「つるとんたん」が監修したとのことですが、私は「つるとんたん」よりも「丸亀製麺」とか「はなまるうどん」なんかのほうが好きでして。
「つるとんたん」のブランドを外してもう少し安くなればその方が良いのにとか思ったりするんですが、とはいえ味だけで評価するならけっこう満足しましたよ。
スーパーカップはスープの量が多くて、残ったスープにご飯を入れたかったのに、その用意が無かったことだけが残念でした。
というわけで、ごちそう様でした!