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競技かるたはスポ根だ!【映画レビュー】『ちはやふる ‐下の句‐』あらすじ&感想(ネタバレ無し)

2020/04/02

TSUTAYA DISCASのDVDレンタルで映画『ちはやふる ‐下の句‐』を観たので、その鑑賞記録です。

映画『ちはやふる ‐下の句‐』

画像:東宝『ちはやふる ‐下の句‐』公式ページより

あらすじ

(“上の句”のラストから続けて)

ついに強豪の北央高校を破り、全国大会への切符を手に入れた瑞沢高校「かるた部」。

その喜びを試合が終わってすぐに、電話で幼馴染みの綿谷新(真剣佑)に伝える綾瀬千早(広瀬すず)と真島太一(野村周平)でした。

「全国大会で会おう」

勝利の喜びと懐かしい友達に会える期待を込めてそう言う太一でしたが、電話口から聞こえたのは「かるたはもうやらん」と言う新の静かな、しかしキッパリとした答えでした。

千早と太一と新の3人は、小学校時代に同じかるた会でチームを組んだ仲。

千早がかるたを始めたのも、日本一つまりは世界一のかるたの名人になるという夢を語る新の思いに触れたことがきっかけでした。

病気の祖父の介護のために家族で引っ越すことになり、新は小学校卒業と同時に福井へ行ってしまい離れ離れにはなりましたが、かるたを続けていればいつかまた会える。

千早が高校で「かるた部」を作ったのも、そんな小学生の頃の気持ちをまだ忘れていなかったからなのです。

かるたをやめると言う新を心配して、福井の彼の元へと訪ねて行く千早と太一。

映画『ちはやふる ‐下の句‐』

画像:『ちはやふる ‐下の句‐』公式サイトより

そこで知ったのは新の祖父が亡くなったことと、そのせいで新がかるたを続ける意欲を失ってしまったということでした。

かるたの永世名人だった祖父は、新にとって憧れであり目標であり、そして名人になりたいという彼の夢の拠り所でもあったのです。

映画『ちはやふる ‐下の句‐』

画像:『ちはやふる ‐下の句‐』公式サイトより

そんな新の気持ちを知った2人は、それでも「もっと強くなって待ってる」と言い残して帰って行きます。

東京へ戻った太一は、新との約束どおり強くなるためにA級昇格を目指し、いくつもの試合への出場を続け。

そして千早は、若宮詩暢(松岡茉優)というクイーンこと女流名人の存在を知ります。

映画『ちはやふる ‐下の句‐』

画像:『ちはやふる ‐下の句‐』公式サイトより

もっともっと強くなった自分を見せて、新のかるたへの思いを呼び戻したい。

そんな願いから、千早は個人戦でクイーンに勝つことこそが、その一番の方法だと心に定めるのでした。

全国大会の日が近づき、団体戦の勝利を目指して練習を続ける「かるた部」のメンバー達でしたが、A級昇格やクイーン打倒のことで頭が一杯の太一や千早との間にはズレが生まれ始め。

やがて部員の間の固い結束とチームワークにも、次第に陰りがさしていきます。

とりわけ個人戦のトレーニングに没頭して団体戦への気持ちを忘れがちな千早の様子に、業を煮やした太一はついに彼女へ退部を言い渡してしまうのでした。

その後、A級に執念を燃やす太一も同じように気持ちが離れていると部員から指摘された彼は、ようやく自分も周りが見えなくなっていたことに気づくのですが。

相変わらず一人でクイーンとの個人戦のことばかり考えている千早のほうは、部員達の元へ帰ってくる様子はありません。

千早のいなくなった「かるた部」は、このまま残った4人だけで全国大会に臨むことになるのでしょうか。

感想

“上の句”を観て、そのストーリーや印象を忘れないうちに、早速“下の句”を続けて観ました。

「かるた部」の部員達の間で繰り広げられる、団結やすれ違いなどのドラマを描いた“上の句”に対して、“下の句”のほうは千早とクイーンこと若宮詩暢との戦いを軸にして話が進んでいきます。

そして、もちろん今回も熱血スポ根で、しかも青春の友情と恋愛とが織り交ぜられた、実に豊かな内容のストーリーになってます。

“上の句”で拗ねて部を離れそうになってしまった“机君”も、今回は立派に成長した姿を見せてくれて感動。

全国大会で、団体戦はもとより個人戦でも部員達の結束を描いたシーンもあって、またしても目頭を熱くさせられましたよ。

そして本作では、千早と太一と新との間の三角関係をより匂わせる展開もあって、そういう恋愛ドラマが好きな人はドキドキさせられるでしょう。

さらに今回初登場のクイーンを演じる松岡茉優の、クールな中にもかるたへの熱い気持ちを思わせる様子がまた良いですね。

ラストは、まだ先のストーリーを予感させる終わり方でしたが、やはり続編の制作が既に決定されているそうで、早くも今から楽しみですよ。

余談ですが、この映画のテーマソングとしてリリースされ、エンドロールでも流れるPerfumeの『FLASH』という曲が、すごく良いんですよね。

リリース当時も耳にして「良い曲だなー」と思ってたんですが、映画のラストで流れるのを聴くと、より一層気持ちがアガる思いがします。

Perfumeは出ませんが、映画を鑑賞した後にこのPVを観ると、作中のいろいろなシーンが思い出されて胸アツです!

こちらはPerfumeによる格闘術を模した振り付けが、あまりにもカッコ良過ぎてゾクゾクしてしまいますよ!

作品データ

●監督・脚本
小泉徳宏

●出演者
広瀬すず
野村周平
真剣佑
松岡茉優
矢本悠馬
森永悠希
上白石萌音

●日本公開年
2016年

●上映時間
102分

ちはやふる ‐下の句‐

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