楽ブログ

楽に楽しくやるブログ

スポンサーリンク(レスポンシブ)横長

スポンサーリンク

【ライフハック】成功への鍵となる「定量的にとらえる」という習慣を身につけよう

2017/02/17

『大きな成功をつくる超具体的「88」の習慣』(著:小宮一慶)を読んだので、本から得た学びや気づきをメモとして記事にしておきます。

成功への鍵となる「定量的にとらえる」という習慣

成功というモノが何なのかは人によって違うでしょうし、どうなったら成功と言えるのかを一概に決めることはできないでしょうが。

本書では、人生の大きな目標を決めて、それを実現することを成功としていて、この考え方は誰もが認められるモノではないですかね。

そしてその成功のために身につけるべき、いくつかの具体的な習慣と言える内容を提案しているんですが、その中から特に共感できたのが「定量的にとらえる」という習慣でしたよ。

目標は中期的かつ定量的に立てる

年の始めの年間目標のように長期的な目標というのは、往々にして次第に忘れてしまいがちです。

お正月に「今年はやるぞ!」と勢い込んで立てた目標も、ゴールデンウィークを過ぎた頃には、すっかり頭から消えていたりするんじゃないでしょうか。

ですから目標は中期的にして、長くても1ヶ月くらいの単位で決めるようにし、例えば月初に立てた目標を月末に見直して、達成具合や進捗を確認するというやり方が望ましいでしょう。

さらに「その月の何日までに何をどれだけやる」というように、スケジュールまでに落とし込んで目標を立てるようにします。

ここで大事なのは、そのスケジュールに必ず期限と数値目標を入れることです。

これを筆者は、目標を“メジャラブル(測定可能)”にすると呼んでいますが、つまりは結果を定量的に判定できるようにするということですね。

スケジュールですから期限を設けるのは当然ですが、さらにその目標に対してどれだけの結果が得られたかを数値として測れるようにすることが重要。

例えば、単に「本を読む」ではなく「本を4冊読む」とか、「英語を勉強する」ではなく「100個の英単語を暗記する」というように決めるわけです。

そうすると、月末などに目標の達成の度合いが定量的に判断でき、どれだけできたか、どれだけできなかったかが数値として明確になります。

定性的に「だいたいできた」とか「あまりできなかった」というよりも、定量的に「8割できた」とか「半分しかできなかった」という数値で表した結果によって、その目標の難易度や達成のためのペース配分などをハッキリと意識することができるんですね。

いろいろな物事を定量的にとらえる

スケジュールだけでなく、普段からいろいろな物事を定量的にとらえるという習慣も重要です。

常に周りの情報を数値化して考えるように習慣づけておくことが、いざというときの判断や推論の力に大きく影響を与えるでしょう。

例えば「高いビル」と見るのではなく「20階建てのビル」と見たり、「家賃の高い部屋」ではなく「家賃が20万円の部屋」というふうに、具体的にとらえるようにします。

こういった習慣によって、得た情報から余計な自己解釈を取り除くことができるようになるんですね。

つまり自分が「高いビル」だと思った「20階建てのビル」も、30階建ての高層マンションが立ち並ぶ地域で暮らしている人にすれば、さほど高いビルとは感じられなかったりするでしょうし。

「家賃が20万円の部屋」も、人や地域によってはあたりまえの家賃水準かも知れないわけです。

定性的な認識と言うのは個人の基準というフィルタがかかるため、他の人の感覚や一般的な認識とは異なることが少なくありません。

さらに、その情報を人に伝える場合や、記録として残す場合もあいまいになってしまいます。

ビジネスシーンでも、「コストを大きく削減できます」と感覚的に言うよりも「コストを50%削減できます」と数値を含めて言うほうが説得力があるでしょう。

しかも定量的にとらえた情報は、その記憶や記録を基にして他の情報との比較がしやすくなりますから、それらの情報を使った判断や推論にもおおいに役に立ちます。

ですから物事を定量的に捉えるという習慣は、目標達成のみならず、人生のいろいろなシーンで応用できる重要なモノと言えるんじゃないでしょうかね。

スポンサーリンク

まとめ

今回読んだ本には、このほかの身に付けるべき習慣として、「メモを取る」とか「ニコニコする」とかいった簡単で具体的な方法がたくさん提案されています。

そして、その中で紹介されてる言葉で私が気に入ったものに、

散歩のついでに富士山に登った人はいない。

というのがありまして、これはつまり正しい目標を立てて正しい努力を積み重ねなければ、大きな成果を得ることはできないという意味なんですが。

確かに「チョットそこまで」と言ってブラブラ歩いて、気がついたら富士山の頂上にいたなんてことはあり得ないわけで、なるほどなと思いましたよ。

とにかく今回は、本の中では“メジャラブル”とありますが、「定量的にとらえる」という習慣が特に共感できたので、これをまず身につけるよう心がけることにします。

大きな成功をつくる超具体的「88」の習慣

著:小宮一慶

amazonで探す

楽天で探す

【内容】(Amazonより)
成功する人は、測定可能な目標設定をおこない、行動が具体的、正しい努力を積み重ねている。
その積み重ねが目標達成を決める。
目標達成のための簡単な毎日の行動習慣を「目標具体化力がつく」「時間管理力がつく」「仕事力のアップ」「人を動かす」の4分野にまとめ、具体的に解説する。
【目次】
第1章 目標具体化力がつく小さな行動習慣
第2章 時間管理力がつく小さな行動習慣
第3章 仕事力がアップする小さな行動習慣
第4章 人を動かす力がつく小さな行動習慣

記事下アフィリウィジェット

楽天モーションウィジェット(600×200)スマホ非表示

-アレやコレやの話
-,