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【ライフハック】赤ん坊は失敗することを想像して努力をやめたりしない

2017/04/04

『逆転の人生法則 目からウロコが落ちる87の視点』(著:川北義則)という本を読んだので、得られた気づきや考えたことをメモとして記事にしておきます。

赤ん坊は失敗を恐れない

想像力の影響の強さは意識の力を超える

幅20cmほどの足場があったとします。

これが高さ30cm程度の場所にあったなら、たいていの人がその上を危なげなく渡ることができるでしょう。

ところが、これが高さ30mの場所にあったとしたらどうなるか。

30cmなら平気だったのに、30mの高さになると足がすくんでしまって、うまく渡ることができなくなるのではないでしょうか。

30cmの高さで普通に歩いていた場所なのに、「落ちないように、落ちないように」と意識して、かえって震える足を踏み外して落ちそうになったりするかも知れません。

あるいは、その上に立つことさえできない人もいるでしょう。

足場の幅は20cmと変わりがないのに、高さが変わっただけで、できるはずのことができなくなるのは何故なのか。

それは記憶や経験にもとづいて、落ちたらどうなるかを想像してしまうからですね。

30cmの高さなら足を踏み外したところでどうということもないけれども、30mの高さから落ちたなら軽い怪我では済まないだろうし、命に関わる可能性も高い。

そんなふうに結果を想像することによって恐怖心が生まれて、普通にできることができなくなったり、やろうとする意欲を失ったりするのです。

もちろん、高さ30mの場所にある足場の上に立つ経験をする人は多くはないでしょうが、これと似たような例は日常的にきっとよくあることでしょう。

度々引き合いに出される例として、ゴルフをプレーする際に、バンカーに打ち込んではいけないと思うと逆に打ち込んでしまうという話があります。

バンカーがあることを意識して、「打ち込んではいけない、打ち込んではいけない」と思うことでかえって失敗してしまうのです。

こういうとき人はたいてい、30mの高さから落ちた自分を想像するように、バンカーに打ち込んだ自分の姿を想像しています。

そうして実際に、バンカーへゴルフボールを打ち込んでしまう。

つまり、自分が想像したとおりの結果を招いてしまっているのです。

このように想像力というのは、意識よりも強力に深層心理に働きかけて、人の行動をコントロールしてしまうパワーを持っています。

実は想像力による影響の強さは、意識の力を遥かに凌駕するものなのです。

もちろん、記憶や経験によって危険を予想することは、危機回避や自己防衛のためには必要で大事なことでしょう。

ただその悪い想像により自分がコントロールされてしまって、実力を発揮できなかったり、失敗を招いてしまう場合が多いということも忘れてはいけません。

記憶や経験から想像される悪い結果に囚われない

赤ん坊の成長には、目を見張るものがあります。

ついこの間までハイハイもできなかった子が、みるみる内に間に立って歩き始めたりするものです。

この成長の早さの理由は、もちろん身体的な発達の早さにもあるでしょうが、それだけではないでしょう。

赤ん坊が歩き始めるとき、やはり最初の内はうまく歩けずに何度も転びます。

そうして痛い思いをして泣いたりすることもあるでしょうが、それでも赤ん坊は歩こうとする意欲を失ったりはしません。

何度転んでも、飽きずに再び立って歩こうとするのです。

「また転んだら痛いからやめておこう」とか「何度も失敗したから、どうせ次も失敗するに違いない」とか考えて、立ち上がることすら諦めたりするような赤ん坊はいません。

そうして、ついに歩けるようになるのです。

自分が失敗することを想像して恐れたり諦めたりすることなく、何度も何度も挑戦することで、やがて成功を得ることができる。

そんな生き方ができるのは、赤ん坊だけではありません。

私たちも、記憶や経験から想像される悪い結果に囚われることなく、何事にも挑戦し続けるという生き方ができるのです。

そもそも失敗といっても、はたしてそれは本当に取り返しのつかない大きなダメージを与える程のものでしょうか。

たいていの失敗は、実際のところ私たちが恐れるほどは大きなものではなかったりします。

例えば、受験や就職に失敗したとか、仕事でミスをして左遷されたとか、将来に大きく影響を与えるような出来事もあるでしょう。

確かにそれは人生を変える大事件と言えるでしょうが、それが果たして失敗なのかどうかは、後になってみないと分からないことです。

あるいはそれがターニングポイントとなって、結果的に幸せな人生を送るきっかけになるかも知れないのです。

一生の内で、30mの高さから落ちるというような命を失うほどの失敗はほとんど無いでしょうし、失敗は単に失敗というわけではなく、成功への過程だったと分かる日がきっと来ます。

そして失敗を恐れず、成功した自分を強く想像しながら努力し続けることが、何より大事だと覚えておきましょう。

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まとめ

誰でも日常で、運が悪いと思うことはときどきあります。

傘を持たずに出かけていて、急に雨に降られて濡れるようなことがあると、「運が悪いな」と思ったりするでしょう。

でも普段出かけているときに、雨が降らなかったとして、それを運が良いと思うことはあまり無いんじゃないでしょうか。

なぜなら、それが普通だと感じているからです。

普通じゃないことが起きると運が悪いと思うのに、普通が続くことを運が良い思わないのは不思議なことですね。

実のところ私たちは、「運の良い普通」が続く生活の中で生きています。

誰もが運が良いのに、それに気づかず、意識することなく暮らしているのです。

ですから、そんな運が良い私たちは成功するのが当たり前で、失敗なんてあり得ないんじゃないでしょうか。

きっとそう信じて、成功した自分を想像しながら、努力し続けることが大事だということなんでしょうね。

本の中には、こういった内容以外にも、人生をより良く生きるための様々なヒントとなることが書かれていましたよ。

頑張ってるのにうまくいかないなと悩む人など、興味を持たれたなら一読をおすすめします。

逆転の人生法則 目からウロコが落ちる87の視点

川北義則

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【目次】
第1章:「人生と目標」の法則
第2章:この世はすべて「考え方」一つ
第3章:最大の「敵」は己自身にあり
第4章:「困難」への対処法
第5章:「迷い」は解消できる
第6章:「人」とうまくつきあう法則
第7章:「運命」の法則


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