スープ付きのお得感【カップ麺レビュー】マルちゃん「焼そばバゴォーン」を食べた
2017/10/10
スーパーマーケットで見つけて買ってみました、マルちゃんの「焼そばバゴォーン」です。
カロリーは、1食(132g)あたり559kcalとなってます。
アナタはこの、マルちゃんの「焼そばBAGOOOON(バゴォーン)」をご存知でしょうか?
知ってるとしたらナカナカのカップ麺好きか、もしくは東北・信越地方の出身者の方なのかも知れませんね。
実はこの「焼そばバゴォーン」、かつては全国発売されてたもののあまり売り上げが伸びず、なぜか人気のあった東北・信越地方だけで販売されるようになりまして。
今ではローカル限定の、東北・信越魂を宿すソウルフードになったカップ焼きソバなんです。
東北・信越地方に住む人の中には、「焼そばバゴォーン」が他の都道府県では売ってないと聞いて驚く人もいるそうですが、それくらい同地方ではメジャーなんですね。
以前、北海道限定の「やきそば弁当」を何種類か食べて記事にもしましたが、それと同じメーカーでかつ同タイプと言えるカップ焼きソバになるわけですよ。
もちろん東京でも基本的には販売されてないんですが、ときどきスーパーマーケットなんかの売り場に、理由も無くヒョッコリあったりするのを見つけることがありまして。
今回も、そんなパターンで発見したのを買ってみた次第。
こういう地方限定品って、つい食べてみたくなりますよね。
それに商品名も、「BAGOOOON」なんて「O」が4つもついてて、「バゴーン」ではなく「バゴォーン」とか読ませるなんて、かなりの押しの強さが感じられて興味を惹かれますよ。
というわけで、早速パッケージを開いてフタを開けてみると、中には「かやく」「液体ソース」「ふりかけ」「わかめスープ」の4つの小袋が入ってます。
ここで注目して頂きたいのが「わかめスープ」で、このカップ焼きソバにはスープがオマケで付いてるんです。
これは、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが前述の北海道限定の「やきそば弁当」も同じでして、何でしょうね?やっぱり寒い地方の人には温かいスープを付けてあげようという優しさなんでしょうか。
いずれにせよ、こういうサービスは嬉しいですし、是非他のカップ焼きソバにも追随して欲しいものですが。
とにかく、まずは「かやく」を麺の上に入れまして、お湯を注いで待つこと3分。
そして湯切りをするんですが、この通常は捨ててしまうお湯を私は「わかめスープ」に使うんですね。
スープ用に別途お湯を沸かす人もいるでしょうが、私はこの少し油が浮くようなお湯を使ったほうが美味しいスープになるように感じられまして、しかもエコじゃないですか。
スープにはゴマとネギが入ってまして、そして底に沈んでますが細切れになったワカメも入ってますよ。
シッカリ湯切りをしたら、続いて「液体ソース」を入れます。
よくかき混ぜたら、最後に「ふりかけ」をかけてやりますが、これはアオサと紅生姜ですね。
これで、完成です。
それでは、いただきます!
麺はやや細めで、かやくにはキャベツと味付チキンダイスが入ってます。
キャベツのほうはけっこうタップリ入ってまして、噛み締めると甘い味わいが感じられて良いですね。
一方チキンダイスのほうはかなり少量で、ときたま肉の旨みが感じられるんですが、量が少な過ぎるのでいっそ無くてもいいかも。
同様に「ふりかけ」のアオサと紅生姜もチョッピリ過ぎるので、肉を無くしてその分「ふりかけ」を多くするとかして欲しいです。
ソースは甘口で、アッサリした味わいはウスターソースに似た印象。
最近はコッテリ系やピリ辛系を求める風潮が強くて、カップ焼きソバのソースもそういった味のものが多いですが、こんなアッサリ風味のソースも悪くないですね。
焼ソバを美味しく食べてスープも飲んで、十分に満足できたカップ焼きソバでしたよ。
といったところで、ごちそう様でした!