スーパーガール【シーズン1】第17話あらすじ(ネタバレあり)
2017/10/13
米ドラマ『スーパーガール ファースト・シーズン』第17話の簡単なあらすじです。
ラストまでストーリーを記述していて、ネタバレを含んでいます。
第17話「マン・フロム・マーズ」
レッド・クリプトナイトの影響で正気を失い、街で暴れるという事件を起こしたスーパーガールは、すっかり信用を失ってしまうという状況に。
TVのニュースでも、銀行で起きた事件の解決のために現れたスーパーガールに、疑いと恐怖の目を向ける市民の様子が映し出されていました。
同様に、火星人だという正体がバレてしまった長官は拘束され、国防総省から国家の敵としての疑いを持たれて調査の対象となります。
調査担当者としてDEOへやって来たのは、海兵隊大佐ジェームズ・ハーパーと、キャットコー・メディアを辞めて軍に戻っていたルーシー・レイン。
2人の目的は長官に対する尋問と、彼の正体を知りながら仲間として行動していた、DEO内部の裏切り者を探し出すことでした。
尋問室に入れられた長官は、ステイシス・フィールドを発生する装置で能力を奪われ、厳しい取調べを受けます。
ルーシーの「本物のハンク・ヘンショウに何があったの?」という問いに、10年前の出来事を話し始める長官。
当時のDEOは、ペルーのアンデス山脈に火星人がいることをつきとめ、ヘンショウ長官が指揮を取って捕獲作戦に乗り出していました。
そして捕獲部隊の中には、アレックスとカーラの父であるジェレマイア・ダンバースの姿も。
火星人を探してジャングルを進むジェレマイアでしたが、その後ろに大きなヘビが忍び寄ります。
彼がヘビに襲われそうになったそのとき、ヘビを捕まえて彼のピンチを救った大きな人影。
それはDEOが探していた火星人でしたが、部隊とは離れて2人きりになったジェレマイアは、彼と打ち解けようと話を始めます。
クリプトン人であるカーラを養子に受け入れていたジェレマイアは、宇宙人に対する偏見が無く、その火星人にも悪意が無いことをすぐに見抜いていたのです。
2人の娘の写真を見せるジェレマイアに、自分にも娘がいたが家族も同胞もすべて死に絶えて火星人は自分一人になってしまったと、身の上話を始める彼は名をジョン・ジョーンズだと名乗ります。
部隊に説明して彼を保護すると約束するジェレマイアでしたが、いきなり銃撃を受けるジョン・ジョーンズ。
現れたのはヘンショウ長官で、宇宙人に対する過剰な憎しみを抱いていた彼は、ジョン・ジョーンズを殺そうとします。
それを止めようとしたジェレマイアは取っ組み合いになり、はずみで彼を崖下へ投げ落としてしまう事態に。
実は長官を殺したのはジョン・ジョーンズではなく、ジェレマイアだったのです。
さらにジェレマイアの腹にはヘンショウ長官のナイフが突き立っていて、彼はジョン・ジョーンズに「娘たちを頼む」と言い残して息絶えます。
こうしてジョン・ジョーンズは、その日以来ヘンショウ長官に成りすましてDEOを指揮し、地球を守ってきたのでした。
しかし本物のヘンショウと友人関係にあり、同様に宇宙人に憎しみを抱くハーパー大佐は、危険な宇宙人としてジョン・ジョーンズの連行を決めます。
止めようとするアレックスでしたが、訴えを聞き入れもされず、続いて彼女が取調べを受けることに。
長官の正体が宇宙人だと知っていたかと聴かれたアレックスは、恩人である彼との出会いについて話し始めます。
3年前、彼女は酒に溺れて荒れた生活をしていました。
ある日、酔っ払って車を運転しようとして逮捕され、留置所に入れられた彼女の前に現れたのがヘンショウ長官でした。
スーパーパワーを持つ妹に対してコンプレックスを抱き、そのせいで不安定になっていたアレックスに彼は理解を示し、DEOへの転職を促します。
自分の能力を生かせる場としてDEOに居場所を見出した彼女は、こうしてヘンショウ長官の右腕として働くようになったのです。
そして再度、長官が宇宙人だと知っていたのかと聴かれたアレックスは知らなかったと答えますが、勘の良いルーシーによって嘘を見破られてしまいます。
そのため、彼女はジョン・ジョーンズと共に、カドマス研究所という施設へと連行されることに。
会社へと戻ったカーラは、研究所が軍事利用のために宇宙人をモルモットにして遺伝子研究をする施設だとジェームズから聞き、アレックスたちを助けるために彼に手を貸してくれるよう頼みます。
2人の救出にはルーシーの助けがどうしても必要だと考えたカーラたちは、彼女をジェームズの部屋へと呼んでスーパーガールの正体がカーラであると明かすことに。
驚きながらも、ジョン・ジョーンズやカーラが正体を隠して地球で生活するのは何故なのかと問いただすルーシーに、カーラは自分の子供の頃のことを語ります。
12年前、故郷の星を失ってたった1人で地球へとやって来たカーラは、なかなか生活に馴染めないでいました。
しかも、周りから不審に思われないようにするため、困っている人を助けるためにスーパーパワーを使うことも許されず、父親のジェレマイアにも力を隠して生きるように言い聞かされます。
それ以来、父親からもらった透視能力を抑えるための鉛入りの眼鏡をかけるなどして、ずっと彼女は普通の人間として生きてきました。
宇宙人が地球で生きるには、そうして何もかもを捨てて本当の自分を隠して生きるしか方法が無い。
そうしなければ、今回のジョン・ジョーンズのように追い詰められて捕らえられ、連行されて実験のモルモットにされるような事態になる。
でもここで正体を明かしたのは、あなたを信じているから、そう訴えるカーラにルーシーも次第に心を動かされていくのでした。
一方、ジョン・ジョーンズとアレックスはトラックのコンテナに乗せられて、研究所へと向かっていました。
そこへ現れた、トラックを追う2台のバイク。
バイクから撃たれた銃弾でタイヤを撃ち抜かれ、制御を失って蛇行するトラックのコンテナの中で、ハーパー大佐はステイシス・フィールドを発生する装置を落としてしまいます。
その機を逃さずアレックスが足で装置を踏み壊すと、力を取り戻してハーパー大佐を取り押さえ、彼の今夜の記憶を消そうとするるジョン・ジョーンズ。
しかし、その際に読み取った大佐の心の中で、彼は死んだはずのジェレマイアの姿を見ることに。
驚きながらもジョン・ジョーンズは、、「お父さんはカドマス研究所で生きている」とアレックスに告げます。
そしてトラックの外では、バイクから降りた2人のライダーがヘルメットを取りますが、それはカーラとルーシーでした。
ジェレマイアが生きていることを知ったアレックスは、これから追われる身としてジョン・ジョーンズと共に姿を消して、捕らわれた父を取り戻すとカーラに告げます。
抱き合ってお互いの無事を祈りつつ、別れを惜しむカーラとアレックス。
こうしてひとまず事態が収拾し、カーラとルーシーは長官もアレックスもいなくなったDEOの本部に戻りますが、そこで2人に意外な事実が告げられます。
ジョン・ジョーンズによってマインドコントロールされたハーパー大佐の指示で、DEOの次期長官としてルーシーが指名されていたのです。
早速、ちょうど発生した事件に、新長官ルーシーの指令によって飛び出すスーパーガール。
その頃、キャットコー・メディアのオフィスには、グラントに呼び出されたシヴォンがいました。
実は彼女は前日の夜、密かに会社に入り込んでカーラのパソコンを使い、グラント宛に彼女を侮辱する内容のメールを送っていたのです。
そうして自分を会社から追い出したカーラに復讐し、自らの復帰をも果たす計画だったのですが、その目論見はパソコンに詳しいウィンによって見破られることに。
結局シヴォンの悪巧みは失敗に終わり、グラントからも二度とこんなマネをしたら警察を呼ぶとまで言われた彼女は、ヤケになって酒の入ったグラスを手にビルの屋上へ。
彼女と親しくしていたウィンは、心配になり後を追って屋上へ行きますが、その目の前で彼女はうっかり足を踏み外して屋上から地上へ真っ逆さま。
ところが、あわや地面に激突と思ったそのとき、シヴォンの喉から発する強力な音波によって体が支えられ、驚いたことに彼女は宙に浮くようにして危機を脱したのでした。
スーパーガール【シーズン1】(全20話)
第1話「ガールズ・ビー・アンビシャス」
第2話「ステップ・バイ・ステップ」
第3話「マイウェイ」
第4話「ヒーローテスト」
第5話「ファミリー・シークレット」
第6話「レッド・トルネード」
第7話「トゥルーヒーロー」
第8話「アストラ・クライシス」
第9話「ブラッド・オブ・“EL”」
第10話「トイマン」
第11話「マーシャン・マンハンター」
第12話「ビザロ」
第13話「ロスト・ファミリー」
第14話「ジャスティス」
第15話「ファイナル・カウントダウン」
第16話「レッド・クリプトナイト」
第17話「マン・フロム・マーズ」
第18話「フラッシュ」
第19話「ミリアドアタック」
第20話「スーパーエンジェル」