ＴＨＥ ＦＬＡＳＨ／フラッシュ【シーズン１】第８話あらすじ(ネタバレあり)

画像：ワーナーブラザーズ「ＴＨＥ ＦＬＡＳＨ／フラッシュ」公式サイトより

米ドラマ『ＴＨＥ ＦＬＡＳＨ／フラッシュ シーズン１』第８話「フラッシュ ＶＳ アロー」(Ｆｌａｓｈ ｖｓ． Ａｒｒｏｗ)のあらすじです。

ラストまでストーリーを記述していて、ネタバレを含んでいます。

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「ＴＨＥ ＦＬＡＳＨ／フラッシュ」シーズン１

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ストーリー

銀行強盗

銀行にやって来た謎の男・・・彼の目は怪しく赤く光り、その目を見た者は心の中に何か変化が起きます。
銀行にいた客や職員は正気を失ったように暴れ始め、それを尻目に金庫へと入っていく男。
事件を察知したシスコは、フラッシュとして街をパトロールしているバリーへと連絡を入れ、彼は銀行へと急行します。
しかしバリーが到着した頃、人々は少しずつ正気を取り戻し始め、謎の男は５０万ドルを盗んで行方をくらましていたのでした。
バリーが科学捜査官として現場に戻ると、ジョー刑事とエディ刑事が既に捜査を開始していました。

フードの男

署に戻ったエディ刑事は、現場の目撃証言から「フラッシュ」が事件に関わっているのではないかと警部に訴えます。
ところが話を取り合ってもらえない上に、「フラッシュ」を悪人扱いしていることがアイリスに知れて、彼女との関係がこじれてしまうことに。
一方バリーはジョー刑事に言われて、事件について報告するためＳＴＡＲラボへと向かいます。
銀行での様子をバリーから聞いて、怒りの感情を操るメタヒューマンの存在を疑うウェルズ博士。
銀行にいた人々の脳のＣＴスキャンの結果を見たケイトリンも、脳の怒りを制御する部分が興奮状態にあることを不審に思います。
そこへアイリスから「カフェへ来てほしい」とメッセージを受け取り、フラッシュとして出かけていくバリー。
彼女の話はエディ刑事の件で、彼がフラッシュを逮捕しようとしているので気をつけるようにとの忠告でした。
しかしゆっくり話をする暇も無く、今度はシスコから通信が。
銀行で盗まれた紙幣に付けられた発信機を頼りに、警察が犯人の居場所を突き止めたとのことで、バリーにもそこへ行くようにとの連絡でした。
すぐさま警察が包囲した現場の貸し倉庫へと駆けつけたバリーでしたが、そこでは既に１人のＳＷＡＴ隊員が強盗犯の赤い目によって正気を失っていました。
彼がジョー刑事に向けて銃を撃った瞬間、すんでのところでバリーが飛び込んで彼を救出。
そして隊員のほうは、突然放たれた２本の矢の電気ショックによって倒されていました。
矢の主はもちろん、フードに身を包んだ男・・・アローです。
「いいマスクだ」
バリーにそう言って、彼は現場を後にするのでした。

チーム・アロー

現場近くで、「アロー」ことオリバーを待つジョン・ディグルとフェリシティ。

画像：インターネット・ムービー・データベースより

そこへオリバーよりも先にやって来たバリーでしたが、バリーがフラッシュになったことをまだ知らなかったジョンは、閃光のように現れた彼を見て目を丸くします。
そしてバリーに少しばかり遅れて、バイクで到着するオリバー。
面子がそろったところで、３人がセントラルシティに来た理由をフェリシティが話し始めます。
彼らはセントラルシティで起きた、ブーメランを使った殺人事件の調査のために来たのでした。
凶器のブーメランの表面に付着していた酸化鉄を検出したフェリシティが、国内で一番その酸化鉄が使われているセントラルシティを調べることにしたのです。
オリバーは、その調査の途中でたまたま警察無線を聞いて駆けつけたとのこと。
そしてジョンと、まだ素性を知られたくないオリバーとは別れて、事件についてシスコ達に助言を求めることにしたフェリシティはバリーに連れられてＳＴＡＲラボへ向かうことにしたのでした。

ロイ・Ｇ・ビボロ

フェリシティと共にラボへ戻ったバリーは、ウェルズ博士に呼ばれて彼の部屋に行きますが、そこにはジョー刑事の姿も。
２人の用件は、アローについてのことでした。
アローは、スターリングシティで殺人事件やテロに関わっていると思われていたため、博士とジョー刑事は彼を信用できないと感じていたのです。
バリーはアローの無実を訴えますが、彼のヒーローとしての行動を暴力的だと考えた博士達は、バリーに彼と関わらないよう忠告します。
その頃オリバーのほうは、少しばかりバリーの事件の手伝いをするために、現場の貸し倉庫の持ち主から強盗犯の名前を聞き出していました。
翌日、カフェにバリーを呼び出したオリバーは、銀行強盗の犯人の名前がロイ・Ｇ・ビボロだと教えます。
そしてバリーに余計な助けはしないと決めていたオリバーは、名前だけを教えて後は手を出さないつもりでした。
しかし彼を助けようとフェリシティに強く頼まれ、仕方無くオリバーはバリーと一緒に事件を解決することにしたのでした。

油断大敵

オリバーに人けの無い場所に呼び出され、相変わらず遅刻して現れるバリー。
敵と戦ってきた経験が長く、しかもストイックなオリバーにとって、バリーはまだまだ若くて未熟でした。
彼はバリーを鍛えるための練習として、離れたところから向かってくるバリーを矢で狙うと言います。

画像：インターネット・ムービー・データベースより

高速で動く自分を射るなんて無理だと、自信たっぷりで言われたとおりにしたバリーは、オリバーの放った矢を簡単に手で捕らえて自慢顔。
ところが油断していた彼の背中に、突然２本の矢が突き立ちます。
オリバーはバリーが来る前に、遠隔操作のボーガンを密かにセットしていたのです。
「ホントに撃つなんて！」と騒ぐバリーに、「治りも早いんだろ」とニコリともせずに言い放つオリバーでした。

画像：インターネット・ムービー・データベースより

単独行動

警察署へ戻ったバリーは、ジョー刑事からアローについてまた苦言を呈されます。
実はオリバーは強盗犯の名前を聞きだすために、貸し倉庫の持ち主の足を矢で射抜いていたのです。
彼の弁護をするバリーでしたが、そんな拷問のようなやり方を認められないジョー刑事。
同じ頃、ウェルズ博士もラボにいたフェリシティに、アローの件について話をしていました。
博士は彼女にアローの正体を聞きだそうとしますが、もちろん彼女が話すはずもありません。

画像：インターネット・ムービー・データベースより

そこへバリーが戻ってきますが、同時にシスコが防犯カメラの映像から強盗犯のビボロの居場所を突き止めます。
オリバーにも知らせて助けを借りようと言うフェリシティの言葉に、「大丈夫だ、彼の助けはいらない」と１人で飛び出すバリー。
ビボロがいるらしいアパートに入ったバリーは彼につかみかかりますが、その赤く光る目を見て一瞬めまいのようなものを感じ、その隙に彼を取り逃がしてしまいます。
ラボに戻って検査を受けたバリー特に異常は無いように思われましたが、実は彼の中身はいつもと様子が変わっていたのでした。

怒りのバリー

再びバリーを呼び出したオリバーは、敵と戦うには常に鍛錬と学習が大事だと説きますが、その言葉に「僕に嫉妬してるんだ」と反抗心をあらわにするバリー。

画像：インターネット・ムービー・データベースより

さらに侮辱する言葉をいくつも投げつけて、彼はオリバーの前から去って行きます。
そのうえ署に戻ったバリーは、上司である警部にまで暴言を吐き、間をとりなそうとするジョー刑事に対しても勢いは止まりません。
なんとか落ち着かせようとするジョー刑事に、一瞬赤く瞳を光らせて脅すように言い放つバリー。
「僕は冷静だ！冷静じゃなかったら、こんなんじゃ済まない」
そして、彼は署から出て行ったのでした。
いつもと様子が違う彼に異常を感じ、ＳＴＡＲラボへ行って博士達に相談するジョー刑事。
しかし、怒りに囚われたメタヒューマンであるバリーを止めるのは、容易なことではありません。
するとウェルズ博士はフェリシティに、適任者としてオリバーに連絡を取るよう頼みます。
「アローの力が必要だ」
その博士の言葉に、驚くフェリシティやシスコ達。
博士は自らの力で、アローの正体を突き止めていたのでした。

フラッシュの暴走

アイリスの運転する車に乗るエディ刑事は、少しばかり不機嫌でした。
フラッシュについてアイリスと意見が食い違っているせいで、二人の会話はつい口喧嘩のようになってしまいます。
フラッシュのことを正体の分からない不審者と考えるエディ刑事、一方で街を守るヒーローと考えるアイリス。
考えの相違のせいで、二人の間はギクシャクしていたのです。
そのとき突然車の窓が割られて、道路へと引きずり出されたエディ刑事。
「僕を追ってたようだが、こっちから会いに来てやったぞ！」
目を赤く光らせながらバリーが、怒りをあらわにして叫びます。
エディ刑事とアイリスの乗った車を襲ったのは、フラッシュの姿となったバリーでした。
その頃ＳＴＡＲラボには、フェリシティから知らせを受けたジョンも来ていました。
様子のおかしくなったバリーを何とかするため、アローもチーム全員で協力をすることにしたようです。
そして、彼らが監視カメラによって発見したのは、エディ刑事を襲っているフラッシュの姿。
まさに彼がエディ刑事につかみかかったその時、ワイヤーのついた１本の矢が飛んできます。
連絡を受けたアローが、彼を止めに来たのでした。

画像：インターネット・ムービー・データベースより

フラッシュ対アロー

バリーは刺さった矢を引き抜き、矢に繋がるワイヤーをつかんだままのアローを引きずって走り出します。
ようやく止まったバリーに向けてアローが放った２本の矢は、惜しくも的を外したかに見えました。
ところが、その矢に付いていた爆弾によって吹き飛ばされるバリー。、
さらに馬用の強力な鎮静剤の仕込まれた矢を打ち込まれたバリーでしたが、高速振動で体から薬を抜いて再びアローに挑みます。
ビルへワイヤー付きの矢を撃って上へと逃れるアローに、ビルを駆け上がって追いつくバリー。
ビルから叩き落されそうになったアローは、かろうじて繋がったワイヤーで体制を整えますが、さしもの彼の戦闘術も高速で動き回るバリーには通用しません。
ピンチになったアローは、用意していた遠隔操作のボーガンを発射しますが、「同じ手はくわない」と矢を掴み取るバリー。
しかし、その隙を突いてアローが放ったナイフが、彼の足を貫きます。
そしてついに、バリーを羽交い絞めにして捕まえるアロー。
そこへウェルズ博士とジョー刑事の乗ったバンが走って来て、彼らの前に横付けになります。
「効果あるのか？」と聞くジョー刑事に、「正しい色で元に戻す」と答えてスイッチ入れる博士。
するとバンの横の扉が開いて、中にいくつも並んだ大きなライトから、強力な光が照射されます。
アローに羽交い絞めにされたまま、その眩い光を目に浴びてフラフラになりながらも、ようやく正気に戻るバリー。
「大丈夫か？」と聞くアローに「強烈な二日酔いになった気分だ」と答えたバリーは、彼に心からの謝罪の言葉を言うのでした。

事件解決

そして、アローとバリー２人の協力によってビボロは捕らえられ、ラボの地下収容施設に入れられます。
去り際に、アローとしての正体を他言しないよう、ジョー刑事やラボの人達に念を押すオリバー。
協力して事件を解決しながら、相変わらず生真面目で頑なな態度の彼の言葉に、間に立ってとりなすフェリシティと、ちょっとあきれた感じのシスコ達。
アローのおかげでバリーを救うことができて、少しは彼に対して信頼を感じられるようになったジョー刑事は、笑顔で別れの握手を交わします。
さらにフェリシティは、スターリングシティでの事件のことでケイトリンに協力を依頼。
その事件とは、アロー達の友人であり協力者であるカナリアことサラ・ランスが殺された件でした。
こうしてラボの皆と仲間になったアローのチームは、別れを惜しみつつそこを後にします。
しかしオリバーだけは、ウェルズ博士に対して何か理由の分からない不信感を抱くのでした。

悲しい忠告

フラッシュに襲われた事件のせいで、ようやく正式に彼の逮捕をまかされることになったエディ刑事。
アイリスのいるカフェに来て、彼女と仲直りして上機嫌のようです。
カフェにはバリーと、これから街を後にするオリバーとフェリシティも訪れていました。
抱き合うエディ刑事とアイリスを悲しそうに見つめるバリーに、オリバーが語りかけます。
「俺たちは女性を幸せに出来ない、彼女はあきらめろ。君たち二人のためだ」
彼はアローとしての自分の辛い経験から、バリーには同じ思いをさせないよう忠告をしたのでした。
そしてバリーに別れを告げて、オリバーがカフェを出ようとしたとき、彼は一人の女性と出くわします。
彼女は、ずっと前にオリバーと恋人同士だった人でした。
「誰なの？」と問いかけるフェリシティに、懐かしむような少し後ろめたいような目をしながら「昔の知り合いだ」と答えるオリバー。
ドアを出て行く彼を見ながら、その女性が「ママも早く会いたいわ」と電話する相手は彼女の子供のようでした。

炎の男

その夜、フラッシュとしてアイリスに会いに行ったバリー。
彼女やエディ刑事に酷いことをしたお詫びを言うバリーでしたが、やはり許してはもらえませんでした。
「二度と連絡してこないで」と、冷たく言い捨てて彼を置いて去っていくアイリス。
同じ頃、街では体から炎を吹き出す謎の男が目撃されていました。
彼は炎を操るメタヒューマンのようでした。

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