【人に好印象を与える方法は?】チョットした表情や行動のテクニックで「好かれる」人になる
2020/04/04
「好かれる技術」(著者:西松眞子)という本を読んだので、参考になったところをメモとして記事にしておきますよと。
本の内容は、以下のように6章に分かれてまして。
1章:手は語る
2章:顔は語る
3章:胴は語る
4章:脚は語る
5章:目線・空間・距離は語る
6章:ファッション+カラーは語る
1章から4章は体を使った自分の動作や表情についての内容で、5章は相手を意識した行動、そして6章は服装や持ち物について書かれています。
動作や表情について
まずは「手」と「腕」についてですが、当然ながら指先の清潔さに気をつけること。
体の中でも指先は、割と視線を呼びやすいパーツなんですね。
ですから、爪を切りそろえるなどはもちろんのこと、汚れがついたりしないように普段から気をつけることが大事です。
それから手を後ろ手に組んだり腕組みをするのは、ガードが固いイメージや威圧感を与えるのでやらないように気をつける。
人の話を聞いてるときにやりがちなポーズですが、話しているほうから見るとあまり感じの良い態度じゃないです。
また、これ見よがしにやるのもオカシイですが、手の甲よりも手のひらを見せるように意識すると良いでしょう。
そうすることで、相手に対して友好的な印象を与えたり、自分の内面もオープンになっていきます。
続いて「表情」ですが、欧米人に比べて日本人は表情の変化が乏しい傾向があります。
チョットだけ大げさかなと思うくらいに、感情を顔で表すようにしてみましょう。
普段の表情は多くの人が口角が下がりがちなので、微笑する表情を習慣にするくらいに意識するのも有効です。
そして人の話を聞くときは、体ごと相手に向けるように。
顔だけ向けるのは誠実さを感じさせないので、少なくとも上半身だけでも向けるようにします。
さらに大きくうなずくようにすると、相手に話しやすさ感じさせるのに効果的ですね。
これらの動作や表情は鏡を見て、どうなっているかを実際に自分の目で確認することも重要ですよ。
行動について
人は無意識に自分の周りにパーソナルスペースというのを持っていて、そのスペース内に他人が入ってくると不快感や緊張感を感じてしまいます。
そのパーソナルスペースは前方には広いですが、横や後ろはやや狭くなるという傾向があるんですね。
ですから、相手の傍らに立ったり座ったりするときは、前ではなく横に位置するようにすると良いです。
例えば話しかけるときも前からではなく、横から回り込むようにします。
また、座るときも正対する正面の席ではなく、横や斜め前の席に座るようにしましょう。
そうすることで、相手に威圧感や不信感を与えず、親近感や安心感を印象付けて話しやすく感じさせることができます。
それから会話をするときは相手を凝視しないように、視線は目の間から鼻にかけての位置をフワッと見るようなイメージで。
7割で相手を見て、3割で視線を外すことを意識します。
キョロキョロと視線が落ち着かないのは不自然なので、うなずくタイミングでスッと視線を外すようにすると良いですね。
服装や持ち物について
色使いは、3色以内にまとめることが肝心です。
そして配色は、メインカラーが7割で、その他が3割という配分にします。
アクセサリーは控えめに、バッグの持ち方もみっともなく見えないように気を配りましょう。
まとめ
本の中では、もっと細かく手の動かし方から歩き方まで、いろいろな「好かれる技術」が記されてます。
それらすべてを自分の中に取り入れるというのは、すぐには無理じゃないかとも思われ。
人に好印象を与えるというのはナカナカ大変なように感じましたが、今回憶えたことを少しずつ実践していけば、徐々に自分も「好かれる」人になれるかなと思いましたよ。