それほど甘くなーい【カップ麺レビュー】マルちゃん「甘ーいきつねうどん」を食べた
2017/02/05
スーパーマーケットで見つけて買ってみました、マルちゃんの「甘ーいきつねうどん」です。
カロリーは、1食(97g)当たり414kcalとなってます。
1週間ほど前に新発売になった商品らしいですが、ピンクのパッケージにハートのデザインまでされてるところを見ると、おそらくバレンタイン向けの商品ではないかと。
昨今はチョコレート味のカップ焼きソバがバレンタイン商品として発売されたり等してるとはいえ、いくら「甘ーい」からといってキツネウドンのカップ麺をバレンタインに贈る人っているんでしょうかね?
実に力技というか強引な方向性を感じる企画商品ですが、元々のターゲットよりも、私のように面白そうだと買って食べてみる人も多いでしょうから、ソレはソレで良しといったところなんでしょう。
それはさておきフタを開けると、中には「粉末スープ」と「七味唐辛子」が1つになった小袋と「液体スープ」の小袋が入ってます。
通常のマルちゃんの「きつねうどん」には「粉末スープ」と「七味唐辛子」だけが入ってるんで、「液体スープ」のほうがこの「甘ーいきつねうどん」用の特別仕様ということでしょうね。
まずは、「粉末スープ」を入れまして。
お湯を注いで待つこと5分で、フタを開けると、こんな感じ。
続いて、デカいお揚げさんを脇に避けて「液体スープ」を入れてやります。
醤油っぽい濃い色合いをしていますが、チョット舐めてみると、この「液体スープ」がかなり甘いことが分かりますよ。
最後に、せっかくのこの甘さを損なうことになりそうですが、一応「七味唐辛子」も入れてやります。
見た目は通常のマルちゃんの「きつねうどん」と違いのない感じですが、とにかく完成です。
それでは、いただきます!
具として卵・カマボコ・ネギが入ってるところも、麺なども通常のマルちゃんの「きつねうどん」と変わりありませんが、味はやや甘めなのかも知れません。
「なのかも知れません」と自信の無い言い方になってしまいましたが、実際どの程度違いがあるのか分からないんですよね。
というのも商品名に「甘ーい」と付けるほど、際立って甘いわけではなく、言われてみれば少し甘口かな?という程度の味なんですよ。
もちろん、通常のマルちゃんの「きつねうどん」の味をハッキリとは憶えていないせいで、改めて比較すれば大きく違うのかも知れませんが。
例えば何軒かウドン屋があって、「あの店のツユは醤油味が強い」とか「あの店は出汁の風味がシッカリしてる」とか思う店もあれば、「あの店のツユは甘口だな」と感じる店もありますよね。
そんなふうに、仮にウドン屋で食べるウドンだったなら、その店の味付けの特徴としてとらえられる程度の「甘さ」なんですよね。
「甘ーい」というくらいだから、もっとウドンとしての味の範疇を超えた甘さを想像してたんですが、完全に肩透かしを食らった印象です。
とはいえ、そのおかげで常軌を逸したウドンになることなく、普通に美味しい甘口のウドンとして食べられましたよ。
元々甘いお揚げさんも、特にこのカップ麺用にさらに甘くなってるということもなく、デカくて食べ応えがあって美味しかったです。
企画商品としては、さほどキワモノ感も無く強い印象を残さないという意味で惜しいとも言えますが、単なる甘口のウドンとしては出来が良いとも言えるカップうどんでしたよ。
というわけで、ごちそう様でした!