香りだけタコ焼き【カップ麺レビュー】明星「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 たこ焼味」を食べた
スーパーマーケットで見つけて買ってみました、明星「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 たこ焼味」です。
カロリーは、1食(169g)あたり759kcalとなってます。
一平ちゃんの焼きソバは、このところ「チョコソース」だの「ショートケーキ味」だの、キワモノ的なバリエーションが続いてましたが。
ここへきて「たこ焼味」というのは、少し焼きソバとしてまともな方向へと舵を取り直したというところでしょうか。
まぁ「焼きソバ」と「タコ焼き」というのは似て非なるものではありますが、同じくソースで味付けされてて、祭りの夜店でよく見かける食べ物としては類似品とも言えますからね。
とにかくパッケージを取り除いてフタを開けてみると、中には「ふりかけ」「ソース」「からしマヨネーズ」の3つの小袋が入ってます。
お湯を注いで、待つこと4分で湯切りしてフタを取ったら、まずは「ソース」をかけてやります。
このソースが普通の焼きソバのソースとは違ってるようで、早速タコ焼きの香りがプーンと漂ってくるところが面白いですよ。
これをよーくかき混ぜたら、続いて「ふりかけ」をかけてやります。
そして最後に「からしマヨネーズ」をかけるんですが、これがパッケージや小袋にも「マヨだく!」と書いてあるとおりに、タップリと量が多いんですね。
私はいつも焼きソバの半分側だけにマヨネーズをかけるようにしてるんですが、マヨ多め過ぎて焼きソバが見えなくなりそうなくらいです。
まぁ私は、どちらかと言うとマヨ好きなんで、この多過ぎ加減は嫌いではないですが。
とにかく、これで完成です。
それでは、いただきます!
まずマヨ付きで食べてみると、からしマヨネーズの味がきいてて美味しいですね。
タップリのマヨネーズなんで、この美味しさを心行くまで堪能できる所が嬉しいです。
とはいえ、この時点では「たこ焼味」は感じられなくて、いつもの「一平ちゃん」の焼きソバといった味わい。
というか、マヨ風味が強すぎて、それ以外の味が届かないという印象。
そこで続いて、マヨのかかってない所を食べてみましたが、ここでようやくタコ焼きの風味が感じられましたよ。
と言ってもタコ焼きの「味」ではなくて、タコ焼きの「香り」なんですねコレが。
つまり鼻に抜ける香りは確かにタコ焼きなんですが、舌で感じる味は普通の焼きソバという不思議な感覚。
どうやらこれは、最初にかけた小袋の「ソース」の特徴のようなんですが、香りはタコ焼きで味は普通のソースという面白い仕上がりになってるみたいですね。
そもそもタコ焼きの味というのは何が元になっているのか、考えてみるとタコというわけでもソースというわけでもなく、何なのか分からないんですが。
この「一平ちゃん」に使われてるソースの中の、何らかの香辛料の組み合わせがタコ焼きの香りを作り出してるようで。
どこかタコ焼き味のスナック菓子を思わせるような風味のカップ焼そばになってますが、けっこう美味しくて気に入りましたよ。
量も大盛りで食べ応えがあって、シッカリと満足感の得られた「一平ちゃん」でした。
ゲテモノと言われかねないバージョンも楽しいですが、こういう普通に美味しいバージョンもヤッパリ良いですね。
といったところで、ごちそう様でした!