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【ライフハック】仕事を溜め込まないために身につけるべきたった1つの習慣

2017/02/16

『なぜか、「仕事が上手くいく人」の習慣』(著:ケリー・グリーンソン、訳:楡井 浩一)を読んだので、本から得られた学びや気づきを書き留めておきます。

仕事を溜め込まないために身につけるべきたった1つの習慣

やらなければいけないコトや仕事というのは日々増えていくもので、気がつくと山のように溜まったその量に、どこから手を付ければ良いかも分からなくなったりします。

なぜ、こんな事態になってしまうのか?

けっきょくのところ、「それができないのは、やらないから」なのです。

この本が何より主張しているのは、「すぐやる」ということで、何事も「すぐやる」ようにすれば、仕事も溜め込まないようにできると言っています。

すぐやる!

と言われても、

「すべてを“すぐやる”というわけにはいかない」
「すぐにはできないことだってある」
「やることが多すぎて、何から“すぐやる”といいのか分からない」

といったような、反論が頭に浮かぶかもしれません。

でも、そうしていろんなことを後回しにしているからこそ、どんどん仕事が山積みに溜まっていくわけです。

例えば、毎朝メールボックスに溜まったメールを読んでは、次々にその用件を後回しにしたり、書類の束から1枚ずつめくって少し読んでは、それをまた別の束へと戻したりしていないでしょうか。

そうして先延ばしにしたメールや書類は、いつかまた読み直したあげくに、けっきょく再び後回しにされたりして、片付けられることなく溜まっていくのです。

何度も「やらなきゃ」と思いながら、片付けられないままのメールや書類を見返す時間こそが無駄というもの。

すぐにやれば、メールや書類を読むのは1度きりでいいわけですね。

「時間がかかるから」とか「準備が整っていないから」とか、やらない理由やできない理由があると言うかも知れませんが、果たして本当にそうなのでしょうか。

それは実際には、ただ単に「気が乗らない」とか「やる気にならない」といった気持ちが隠れているかも知れません。

マーク・トウェインの言葉に、次のようなものがあるそうです。

カエルを二匹飲み込まなければいけないときは、大きいほうから飲み込むこと。それと、あまり長いあいだ見つめないことだ。

嫌なことでも、けっきょくやらなければならないコトなら、いつまでもそれを目に付くところに置いて気にし続けたりするのはやめて、より嫌なほうから真っ先にやってしまうのが一番ということです。

「時間がかかる」と思ったことでも、実際にやってみるとそれほどでもなかったりしますし、「準備が整っていない」ことでも、まずはできるところまでやってみるべきでしょう。

そのうえですぐにはできない部分については、いつやるのかを決めてスケジュールに書き込んでしまえば良いんですね。

完璧を求めない

「すぐやる」と決断しようとしたとき、障害になる考えに「完璧にやる」というものがあります。

何事につけ完璧を求める人に、ものごとを後回しにしてしまう人が多いものです。

そういう人達は、完璧にするための全ての条件がそろったときに始めようと考えて、それまではこの仕事をやるべきではないと思ったりするんですね。

つまり“100”か“0”なわけで、“100”にできないのなら“0”のままにしておこうという考えなんですが、それは本当に正しいやり方でしょうか。

例えばアナタが、お腹がペコペコにすいていたときに、100%の美味しさの料理を求めたりはしないでしょう。

ペコペコのお腹を満たす料理がすぐに提供されるならば、80%程度の美味しさでも十分に満足するはずで、100%の料理のために何時間も待たされるようでは堪りませんよね。

多くの場合、アナタに求められているのは完璧な結果ではなく、完璧とは言えなくてもある程度満足できるような結果ではないでしょうか。

もちろん、より完璧に近いものができるのならば、それに越したことはありませんが、完璧を目指すあまりに仕事に取り掛かることさえできないようでは本末転倒です。

大事なのは結果を出すことで、そのためにはまず手をつけなければ始まらないわけですから、つまり「すぐやる」ことが重要と言えるでしょう。

重要ではない作業を習慣的に片付ける

重要なことを「すぐやる」ためには、それ以外のあまり重要でないことには時間をかけず手早く片付ける必要があります。

そうして、できた時間を「すぐやる」ことに使うというわけですね。

例えば毎日あるいは定期的にやるべきルーティンの作業などは、やる時間を決めて習慣にまで落とし込んでしまうことが、うまく片付ける秘訣です。

アナタは毎朝歯を磨くときに、「やろうか?やめようか?」とか「いつやろうか?」とか考えるでしょうか。

おそらく何も考えるまでもなく習慣として、歯ブラシを口に突っ込んで無意識に磨いていることでしょう。

同じように毎日やるメールチェックや机の上の整頓など、単純ですぐにできる定期的な作業は、あらかじめ時間を決めて機械的に淡々とやるようにします。

重要ではない単純な作業はスケジュールに決められたこととしてやるようにし、さらにそれを続けて習慣にまで落とし込むことで、集中して手際よく片付けることができるようになります。

より作業を効率的に短時間でやるために、習慣という自動処理を利用するというわけですね。

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まとめ

今回は、仕事を溜め込まないためには「すぐやる」という習慣を身につけることが重要で、そのために「完璧を求めない」ことや「重要では無い作業を習慣的に片付ける」ということも必要だという話でした。

本の中にはこのほかに、「すぐやる」ための環境の作り方やスケジュールの立て方、さらにリーダーとしてチーム内での「すぐやる」ためのテクニックなども紹介されています。

さらに私が共感した点として、

良い習慣とは、良い習慣とするべき新しいことをすぐにやってみるという習慣。
悪い習慣とは、悪い習慣と分かっているのに、なかなかそれを改めようとしない習慣。

という内容のことが書かれていました。

確かに習慣というのは、良いと分かっていてもナカナカ新しく取り入れることができなかったり、悪いと分かっていてもナカナカやめられなかったりするモノですよね。

「すぐやる」という習慣こそは、良い習慣として是非とも身につけたいと思った次第です。

なぜか、「仕事が上手くいく人」の習慣

著:ケリー・グリーンソン、訳:楡井 浩一

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【内容】(Amazonより)
本書では、仕事の能率を最大限に高めるための方法を具体的に紹介する。
仕事ができる人はみな、本書で解説する手順を心得ており、それに従って行動し、成功をおさめているのだ。
まず認識するべきことは、優先順位をつけるより、目前の仕事から「すぐにやる」ことの重要性である。
それを基準にして、机の整理術、ファイルのまとめかた、書類・メール・電話の処理法、他人に仕事を任せる心得まで、最小の時間で最高の成果を上げる方法を細部まで明らかにする。
【目次】
第1章 すぐにやる!
第2章 すぐに整理する
第3章 機械的に行なう作業を決める
第4章 すぐに計画する
第5章 再確認と仕上げ
第6章 すぐに正しくやる
第7章 歩きまわりコミュニケーション
第8章 すぐに整備する

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