【大評判】4月4日創刊の講談社『週刊 鉄腕アトムを作ろう』が気になる!
2017/04/08
4/4発売の、講談社『週刊 鉄腕アトムを作ろう』が大きな評判になってますよ。
定期的に発売される刊行物を買うことで、それに付属するパーツを順次組み上げていって、最終的に1つの製品が完成するというパターンはよく知られていまして。
これまでにも、小型ロボットが完成品になるものは、デアゴスティーニの「ロビ」なんかがありましたね。
そしてこの度、題材として取り上げられたのが『鉄腕アトム』ということで、なぜこれまで出なかったのかと疑問を感じるくらいですが。
本体のOS・アプリケーション設計開発を「富士ソフト」、自然対話のプラットフォームの提供と対話シナリオの設計技術支援・共同開発を「NTT docomo」、モデリングとキャラクター監修を「手塚プロ」、基盤実装と組立代行サービスを「VAIO」が担当して製作されたとのことで。
まさに、技術の粋を結集して作られたことがうかがえる製品のようで、いやがうえにも期待が高まりますよ。
「7つの力」ならぬ人工知能による性能
鉄腕アトムと言えば「7つの力」ですが、さすがにこの「アトム」は十万馬力や空を飛んだりする能力はありませんが、高度な人工知能(AI)でさまざまな性能が実現されるようです。
家族の顔を覚える
最大で12人までの顔を認識し、顔と合わせて名前も同時に記憶することができます。
さらに、それぞれの人との会話内容を覚えて次第に知識を増やしていくことによって、相手によって適した言葉を発するように。
動きも進化していく
会話内容と同様に、動きもだんだんと性能アップ。
インターネットに接続することで、随時OSのバージョンアップが実施され、歌ったり踊ったりなどの動きのパターンも増えていきます。
自分の不調に気づく
様子がおかしいときは、「自己診断して」と話しかけてやると、自動的に各部の不調やネット接続の不備に気づく機能を持っています。
伝言機能
メッセージを預かって、伝言相手を見つけると、それを再生する機能があります。
スケジュールを通知
オーナーのみの機能になりますが、Googleカレンダーにアクセスすることができます。
それによって「スケジュールを教えて」と尋ねると、登録されたスケジュールを通知する機能も。
最先端のハードウェア
高度な人工知能を支えるハードウェアとしては、VAIO製の専用カスタムCPUボードに加え、小型コンピュータとして人気のラズベリーパイ3のボードも搭載。
胸には2.4インチのLCD液晶タッチパネル式ディスプレイを持ち、Youtubeなどからの動画を再生できます。
声や音楽を再生するためのスピーカーがあり、そこから発声されるアトムの声は、2003年版アニメ『ASTRO BOY 鉄腕アトム』以降、清水マリさんからアトム役を受け継いだ津村まことさんの声になってます。
ASTROBOY 鉄腕アトム 特別編:アトム誕生の秘密
全70号で完成
予定では、2018年9月発売の70号で完成することになってます。
すべて購入すると、合計で184,474円になりますが、各号の予定価格は以下のとおり。
【創刊号】
→830円
【通常号】
→1,843円
【その他】
●4・9・11・14・18・21・24・26・28・30・32・35・38・40・43・45・47・51号
→2,306円
●33・57号
→4,620円
●42号
→5,546円
●54・59号
→7,398円
●37・69号
→8,324円
●48・64号
→9,250円
さいごに
デアゴスティーニの「ロビ」に比べても、ハードやソフトの性能は「アトム」のほうがかなり高いようて面白そうですね。
公式コンセプトムービーや、遠藤憲一さん出演のTVCMの動画も面白いのでご参考までに。
公式コンセプトムービー
TVCM「我が家に、十万馬力。 編」
「創刊号」には、1963年・1980年・2003年のアニメ『鉄腕アトム』の第1話などが収録されたDVD、ビスケース(携帯小物入れ)などの付録が付いていて特価830円というのは、アトムファンにとってお買い得と言えそうですね。