練乳の勝ち【パンレビュー】Pasco「旅するsweets ベトナムコーヒー風クリームパン」を食べた
2020/05/29
スーパーマーケットで見つけました、Pascoの「旅するsweets ベトナムコーヒー風クリームパン」です。
カロリーは、1個あたり306kcalとなってます。
今月の新商品なんですが、世界の有名スイーツを菓子パンにアレンジした「旅するsweets」シリーズとしてPascoが発売した4アイテムの中の1つです。
シリーズには他に「NYチーズケーキ風デニッシュ」「クレームブリュレ風ケーキ」「ピーチメルバ風パンケーキ」なんてのがあったんですが、「ベトナムコーヒー」ってのに惹かれてコレを選んだ次第。
「ベトナムコーヒー」というのはベトナムの伝統的な方法で淹れたコーヒーで、簡単に言うと濃い目のコーヒーに練乳を加えたモノなんですが。
濃厚なコーヒーの苦味と酸味が練乳のミルキーな甘さと溶け合って、独特な味わいを生み出すんですね。
パッケージには、以下のように説明書きがありますよ。
ベトナムコーヒーは深煎りにしたコーヒー豆で淹れた苦味の強いコーヒーに、練乳を加えて飲むベトナムでは定番の飲み物です。
私が初めてベトナムコーヒーを味わったのは、ずいぶん前に閉店してもう無いんですが六本木の「チュングエンコーヒー」という店でして。
そのとき感じた味のインパクトは、今でもよく覚えてますよ。
というわけで、どんな味なのかと期待しつつ食べてみることに。
袋から出したパンは、何ということもない普通のルックスですが。
直径10cmほどで、やや小さめのイビツな丸い形状をしてます。
中の様子を見るためにナイフを入れて2つに割ってみると、その断面はこんな様子。
袋の記載によると中には、ベトナム産コーヒー豆のコーヒーゼリーと練乳ホイップクリームが入ってるようですね。
早速パクリとやると、甘くてミルキーなクリームの味わい。
そしてホンノリとコーヒーゼリーの風味も感じられますが、どちらかというとクリームのほうが勝ってますよ。
クリームの練乳テイストはシッカリしてるんですが、ゼリーについてはあまりコーヒーらしい苦味やフレーバーが伝わってこない印象。
私は練乳大好きなんでソレはソレで良いんですが、やっぱりベトナムコーヒーらしさを期待してましたからね。
美味しいは美味しいんですが、予想した美味しさじゃなかったという意味ではやや残念。
まぁ軽いコーヒー風味の練乳クリームパンとして、良しとしましょうか。
そんな感じで、ごちそうさまでした!