辛くはないけど目がっ!【カップ麺レビュー】セコマ「山わさび塩ラーメン」を食べた
2019/09/23
スーパーマーケットで見つけました、セコマの「山わさび塩ラーメン」です。
カロリーは、1食(64g)あたり301kcalとなってます。
北海道ローカルのコンビニチェーンで「セイコーマート」というのがあって、広く道民に親しまれてるんですが。
セコマというのは、その経営元の親会社なんですね。
さらに「セイコーマート」のPB(プライベートブランド)として、「Secoma(セコマ)」というのがありまして。
コレはそのPB商品の一つで、基本的に「セイコーマート」だけでしか取扱いが無いんですが。
「セイコーマート」の店舗があるのは北海道と茨城と埼玉だけで、残念ながら都内には無いんですよね。
ですから滅多にこのカップ麺を目にすることは無いんですが、今回は北海道物産の催事販売で売り場に並んでたのを見つけて買ってみた次第。
カップとフタに赤い文字で「刺激UP!」と書かれてて、よく見るとその注意書きとして小さく「2017年5月発売商品と比較」とあります。
つまり2年くらい前に発売になって、そのリニューアル版として再登場した商品のようですね。
というわけでそんな「刺激UP!」した珍しいカップ麺に期待しつつ、早速食べることにしまして。
フタを開けてみると、中には「粉末スープ」の小袋が1つ。
具は麺と一緒にカップの中に入ってるんで、「粉末スープ」だけを入れてお湯を注ぎます。
待つこと3分でフタを取り、よーくかき混ぜたらできあがり。
それでは、いただきます!
麺は中太でコレといった特徴はありませんがツルッとした喉越しの良い印象。
具としてはキャベツ・ごま・ネギ・なると、それから小さな味付鶏肉そぼろが入ってます。
キャベツはときおりシャキシャキした歯応えを感じさせて存在感がありますが、それ以外は見た目の彩り程度。
特に鶏肉そぼろは小さい上に量もチョットなんで、あるのか無いのか分かりませんよ。
そしてスープの味は、「塩ラーメン」ですから塩ベースのアッサリした味わいで美味しいんですが・・・
とにかく、そんなモンはどーでもいい!
麺も具もスープの味も、これまで書いたモノは全部ささいなことです。
このカップ麺で一番重要なのは、「山わさび」なんですよ。
「山わさび」ってのは、一般に西洋ワサビとして知られてまして。
通常は安い輸入モノが使われることが多いんですが、コレにはさすが北海道ローカルコンビニのPB商品だけあって北海道産の山わさび使用とのこと。
その北海道産の山わさびのパウダー入りスープの刺激こそが、このカップ麺の最大の特徴なんですね。
まず食べる前から、ツーンとした刺激が鼻に感じられますが。
食べようとカップに顔を近づけた瞬間に、そのツーンが目を襲います。
「バルス!」でやられたムスカ大佐のように、「目が!目がぁぁーっ!」ってなるので要注意です。
目が開けてられないので閉じたまま視界ゼロで食べたんですが、ただ目へのダメージに比べると口の中への刺激は思った程じゃないですね。
口から鼻へと抜けるツンとしたワサビ感も、さほどキツくは感じられませんよ。
いゃもー何しろ目だけは涙が抑えられないくらいで、泣きながらラーメンを食べるという状況。
そしてその涙のせいなのか鼻への刺激のせいなのか分かりませんが、鼻水が垂れてくるんでティッシュが必須ですね。
というわけで美味しいんですが、「全私が泣いた、衝撃の話題作!」というべきカップ麺でした。
北海道以外ではナカナカ見つける機会はありませんが、退屈な毎日に刺激を求めるならば一度食べてみることをオススメしたいなと。
そんな感じで、ごちそうさまでした!