味変を楽しめ!【カップ麺レビュー】「日清焼そばU.F.O. T.K.Y. 卵かけ焼そば 濃い濃い追いソース付き」を食べた
2021/09/28
量販店のドンキホーテで見つけました、「日清焼そばU.F.O. T.K.Y. 卵かけ焼そば 濃い濃い追いソース付き」です。
カロリーは、1食(127g)あたり694kcalとなってます。
「日清焼そばU.F.O.」の四角いカップシリーズからきのう発売になった新商品ですが、「T.K.Y.」って何ぞや?と疑問がわく商品名。
でもパッケージの「T.K.Y.」のすぐ下に記載された、「卵かけ焼そば」の文字でその疑問は解消されます。
つまり、「T.(卵)K.(かけ)Y.(焼そば)」ってことなんですね。
「TKG」と書いて「卵かけご飯」を意味することは巷でも認知されるようになってきましたが、それに倣ってつけられたんでしょう。
カップ焼きソバにはデフォルトで温玉を加える私ですから、「卵かけ焼そば」と聞けば手に取らないはずも無く。
買って帰って、早速食べることにしまして。
パッケージをといてフタを開けると中には、「ソース」「たまごそぼろふりかけ」「濃い濃い追いソース」「卵黄ペースト」の4つの小袋が入ってます。
かやくは麺と一緒になってカップの中に入ってますが、そのうえでさらに小袋が4つも付いてるのはチョット珍しいですよ。
お湯を注いで待つこと3分で湯切りしたら、まずは「ソース」をかけてよくかき混ぜてやります。
そして、次に「たまごそぼろふりかけ」をかけまして。
まだ2つの小袋が残ってますが、とりあえずここで完成としましょう。
「日清焼そばU.F.O. T.K.Y. 卵かけ焼そば 濃い濃い追いソース付き」を食べてみた
それでは、いただきます!
麺はやや太めに感じる中太サイズですが、おそらく通常の「日清焼そばU.F.O.」と同じでしょう。
具としては「キャベツ」と「味付卵」が入ってまして、量はどちらも存在感を感じるくらいは入ってて悪くないですよ。
「味付卵」は同じ日清の「カップヌードル」に入ってるのと同じ印象で、フワッとした食感のスクランブルエッグのようです。
ただこれがソースを吸ってしまって見た目も茶色い塊になり、食べても卵の味よりも完全にソースの味でして。
パッケージの端に「卵はソースでウマくなる!」と書かれてましたが、むしろ卵の味が失われてしまってるのが残念。
もしこの卵の本来の味を楽しみたいならば、ソースをかける前に食べてしまったほうが良かったでしょうね。
そして「たまごそぼろふりかけ」ですが、これまた味としてはほぼ主張がありません。
振りかけたときに鮮やかな黄色が美しいですから、彩としては貢献してるといったところ。
というわけで、この時点では通常の「日清焼そばU.F.O.」とさほど変わりありませんよ。
2つの「あとがけソース」で味変を楽しむ
さてここで満を持して「卵黄ペースト」の登場、トロッとした黄色いソースをかけてやります。
そして、混ぜずにそのまま食べてみましょう。
甘ジョッパイ味わいで、まろやかな美味しさが感じられます。
この「卵黄ペースト」のタイプのソースは、卵の美味しさを主題にしたカップ焼きソバにはよく付いてるものでして。
同じ「U.F.O.」のシリーズでは以前、ずい分前の製品ですが「極太RED&YELLOW」にも付いてましたね。
それから同じ日清で「チキンラーメンのかまたま」なんてのもあって、それにも少量ながらも同種の小袋が入ってましたよ。
味の感想としては、確かに美味しいんですがやはり本物の卵黄とは全く異なるテイスト。
これは卵黄を再現したソースではなく、あくまで「卵風の味」を楽しむためのソースと言うべきでしょう。
ともあれ、最後に「濃い濃い追いソース」をかけまして。
これも、全体にかき混ぜずに食べることに。
「濃い濃い」というネーミングからドロッとしたソースを思い浮かべますが、実際はサラッとしててウスターソースのようです。
でもその味はやはり名前のとおり濃厚で、最初にかけた基本のソースよりもやや甘みのあるトンカツソースのような風味。
これは一度にかけてしまわず、少しずつかけながら食べていくのが良かったかも知れませんね。
というわけで全体としては「卵かけ焼そば」というほど強い卵感はありませんでしたが、それなりに様々な味わいを楽しむことのできたカップ焼きソバでしたよ。
そんな感じで、ごちそうさまでした!