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南仏気分【パンレビュー】Pasco「とろけるカスタードのトロペジェンヌ」を食べた

2017/07/15

スーパーマーケットで見つけて買ってみました、Pasco(パスコ)の「とろけるカスタードのトロペジェンヌ」です。

Pasco「とろけるカスタードのトロペジェンヌ」

カロリーは、1個あたり375kcalとなってます。

去年発売になった商品のリニューアル版ですが、今月の新商品として再登場したようですね。

「パリジェンヌ」とか「タカラジェンヌ」みたいだけれども、「トロペジェンヌ」って何?と疑問を感じてしまう変わった名前ですが。

南フランスの観光地サン・トロペの名物に「タルト・トロペジェンヌ」という、ブリオッシュにクリームをはさんだ焼き菓子がありまして。

「トロペジェンヌ」とはサン・トロペの「トロペ」に女性接尾辞の「イエンヌ」をつけた言葉で、「タルト・トロペジェンヌ」とはつまり「(サン・)トロペのお菓子」という意味なんですね。

何でも60年ほど前に、かの大女優ベベことブリジット・バルドーが映画の撮影でサン・トロペに滞在した際に、このお菓子をいたく気に入ってそう名付けたんだそうで。

ブリジット・バルドーが名付け親のお菓子ということで評判になって、ご当地サン・トロペでポピュラーとなったうえに、やがてフランス国内でも広く知られるようになったとのこと。

それが最近日本でもメディアで紹介されて、こうして菓子パンでも扱われたりするようになったんですね。

さて袋から出してみると、やや平べったくて丸い生地の上には軽く粉糖がかけられて、少しだけアーモンドのかけらものってますね。

Pasco「とろけるカスタードのトロペジェンヌ」

ナイフで2つに割って断面を見てみると、スライスされた生地の間に薄くホイップクリームとカスタードクリームが挟まれているのが分かります。

Pasco「とろけるカスタードのトロペジェンヌ」

早速パクリと食べてみると、ブリオッシュらしい柔らかくて少し甘みのある生地は、フカッとした食感で口当たりの良さを感じますよ。

そしてミルキーでアッサリとした甘さのホイップクリームと、ややコッテリめの甘さのあるカスタードクリームの組み合わせも美味しくて良いですね。

クリームが生地の間に均等に入ってて、偏りが無いところも食べやすくて気に入りました。

多分サン・トロペなんて生涯行くことは無いでしょうが、南フランスの名物を雰囲気だけでも感じさせる菓子パンを食べられて大満足ですよ。

といったところで、ごちそう様でした!


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