エージェント・オブ・シールド【シーズン3】第3話・第4話あらすじ(ネタバレあり)
2017/06/05
米ドラマ『エージェント・オブ・シールド シーズン3』第3話・第4話の簡単なあらすじです。
各話ラストまでストーリーを記述していて、ネタバレを含んでいます。
第3話「ファイト・クラブ」
行方をくらましていたリンカーンでしたが、全国指名手配を受けて顔写真が公開されたことによって身動きが取れなくなってしまいます。
追跡チップを使ってその居場所をつきとめたコールソンたちは、デイジーが電話で連絡をとり彼に救助を提案しますが、それをはねつけたリンカーンは追跡チップを破壊して逃亡。
画像:映画.comより
しかし目立たないように乗ったバスでも正体がばれてしまい、あわててバスを降りますが移動することさえ困難な状況になるリンカーン。
やむなく助けを求めて行った友人の家でさえ、指名手配報道を見た彼に通報され、ついには能力を使って逃げようとしたときに意図せず彼を死なせてしまう結果に。
パニックに陥ったリンカーンは、ようやくデイジーに助けを求める電話をします。
ところがリンカーンを助けるために向かったデイジーたちは、そこへやって来たATCUの部隊に遭遇。
実は、インヒューマンズであるデイジーの秘密を守ることと引き換えにリンカーンを差し出すという取引に応じたコールソンによって、彼の居場所を知らされたロザリンドが部隊を派遣したのです。
そして事情を知らず困惑するデイジーの前から、捕らえられそうになったリンカーンは再び逃走してしまうのでした。
一方、ウォードを狙うハンターは、ヒドラの組織に接触するために、昔の友人に連絡を取ります。
組織への武器の密売の話を持ちかけるハンターでしたが、組織の信頼を得るためには普通以上のガッツを見せる必要があるとのことで、条件としてファイト・クラブ(賭け格闘試合)に参加することに。
ところが試合場に立ったハンターの前に現れた対戦相手は、なぜか組織との間を取り持ってくれたその友人だったのです。
驚いたハンターは初めは戦うことに躊躇しますが、けっきょく彼を殴り殺して勝利を収めます。
こうして、ハンターとメイはヒドラの組織からの信頼を得て、武器密売の契約を取り付けることに成功するのでした。
その頃、モノリスの中から戻ったものの、その後遺症で体調が不安定になってしまったシモンズは、研究室で密かにモノリスについて調べていました。
それに気づいたボビーは、もう時空の扉が開くことはないし調査の必要は無いと諭しますが、必要はあると答えるシモンズ。
そして、思いつめたような沈痛な表情で、戻らなきゃいけないとつぶやくのでした。
第4話「協力関係」
人目を忍んで隠れて暮らしていた、とある3人のインヒューマンズの部屋に、以前病院でデイジーやリンカーンたちを襲ったモンスターが現れます。
能力を使った3人の応戦も空しく、彼らはアッという間に全員殺されてしまい、そこへ乗り込んだデイジーとマックがモンスターを追跡するも、惜しくも取り逃がしまうのでした。
画像:映画.comより
現場を調査したフィッツとボビーは、モンスターが残したと思われる毛のようなものを採取し、さらに殺された3人が使っていたパソコンを回収します。
パソコンを調べた結果、メール仕込まれたウィルスによってモンスターにインヒューマンズたちの居場所が知れたことが判明し、さらにデイジーがその送信者を割り出すことに成功。
シールズが送信者であるドワイトのいる部屋へ行ってみると、彼は怯えたようにクローゼットの中に隠れていました。
実は彼もインヒューマンズとしての能力が発現しかけていて、その力のせいで他のインヒューマンズが近くにいると、体に不調が出るという症状に悩まされていたのです。
症状のせいでノイローゼのようになった彼は、ラッシュと名乗るモンスターに協力することになり、他のインヒューマンズたちを抹殺する手助けをしていたのでした。
そこへ、コールソンから連絡を受けたロザリンドとATCUの部隊がやって来て、ドワイトは彼らの手に委ねられることになります。
こうしてドワイトは重装甲の護送車に乗せられてATCUの本部へ向かうことになりましたが、ATCUに保護されたインヒューマンズたちがどのような扱いを受けるのか確かめたいという希望により、デイジーとマックも同乗することに。
ところが、走行中の護送車の天井に穴が開いてモンスターのラッシュが現れ、デイジーが防戦するものの、彼女の能力が強すぎたために護送車が横転してしまいます。
ラッシュはドワイトを引きずり出し、彼を殺すとまたどこかへ去って行きますが、負傷して薄れる意識の中でデイジーは、ラッシュの影がモンスターから人間へと変わっていくのを見たのでした。
一方、ヒドラの組織との武器密売の手はずを整えることの出来たハンターは、ついに単独で取引の現場へと向かうことに。
ウォードに顔を知られている彼が直接乗り込むのは無謀だと引き止めるメイでしたが、彼は耳を貸そうともしません。
しかたなくメイは、コールソンのもとへ行って協力を依頼し、自らはすぐにハンターのいる取引の現場へと向かいます。
ようやくヒドラの組織との接触に成功かと思ったハンターでしたが、不運にもそこにはウォードも来ていて、すぐに正体がばれてしまった彼は単身でヒドラの組織と戦うハメに。
苦戦しているさなか、メイが援護に駆けつけますが、ウォードは彼女に向かってスマホを投げてよこします。
その画面には彼女の元夫のガーナー博士が映っており、ウォードが止めなければ彼は間もなく死ぬことになると脅されるメイ。
躊躇するメイをよそに、迷わずウォードに発砲するハンターでしたが、その銃弾は逃げるウォードの肩を貫いただけでした。
そして、ウォードが逃亡に成功してすぐのこと。
ガーナー博士のいた店からフォンストラッカーが飛び出し、それと同時に炎を吹き上げて店の建物が爆発したのでした。
その頃シールドの研究室では、ボビーたちがラッシュの手がかりを調べていました。
それを手伝おうとやって来たフィッツでしたが、机にあったシモンズのファイルの中身を偶然に見てしまいます。
そこには、モノリスの調査資料が入っていて、不審に思ったフィッツは彼女に事情を問いただします。
自分のことを本気で心配してくれるフィッツに、ようやくシモンズは、なぜモノリスの調査を続けているのか、時空の扉の向こうで何を経験したのかをすべて話す決意を固めるのでした。