スーパーガール【シーズン1】第1話あらすじ(ネタバレあり)
2017/07/31
米ドラマ『スーパーガール ファースト・シーズン』第1話の簡単なあらすじです。
ラストまでストーリーを記述していて、ネタバレを含んでいます。
第1話「ガールズ・ビー・アンビシャス」
24年前、クリプトン星は崩壊の危機に瀕していました。
科学者ジョー=エルの、生まれて間もない息子カル=エルは、カプセル・ポッドに乗せられて地球に向けて脱出。
そのサポート役としての使命を託された、従姉の13歳の少女カーラ・ゾー=エルは、同じく後を追ってポッドによって脱出しますが、クリプトン星の爆発の影響で進路を逸れてしまいます。
やがて、時間が止まった空間「ファントム・ゾーン」に入り込んでしまったカーラは、そこで成長もしないまま眠りについていました。
そして24年後、ようやく「ファントム・ゾーン」を抜け出た彼女は地球へとたどり着きますが、その頃カル=エルは既にスーパーマンとして活躍するまでに立派に成長。
すっかり彼よりも年下になってしまい、サポート役としての目的も失ったカーラでしたが、彼のすすめで普通の人として暮らすべくダンバース家に養子として引き取られることに。
それから時は経ち、大人になったカーラはナショナル・シティで暮らし、巨大メディアグループの「キャットコー・メディア」でCEOのアシスタントとして働いていました。
望んでいた普通の生活を送れているとはいえ、仕事にもやりがいを感じられず、スーパーパワーを持つ自分の能力を生かすこともできない毎日に、どことなく不満を感じるカーラ。
ネットで知り合った男性とのデートに出かけるも、相手は女にだらしないクズ男でガッカリする彼女でしたが、ふと目にしたTVを見て愕然とします。
そこでは、今まさに墜落の危機にある飛行機のニュースが報じられていたのですが、その機内には義理の姉であるアレックスが乗っていたのでした。
とっさに外へ飛び出したカーラは、走りながら上着や眼鏡を捨てて身を軽くすると、勢い良く地を蹴って空へと舞い上がります。
何も考えず、ただアレックスを助けたい一心で長年封印していたスーパーパワーを発揮した彼女は、エンジンから火を噴いて落ちようとする飛行機を支えて飛びつつ、どうにか川への不時着に成功。
そのまま人知れず部屋へと帰り着いたカーラでしたが、飛行機を助けた自分のことを報じるTVニュースを観て興奮が収まりません。
そこへやって来たアレックスにも、ついに自分の真価を発揮できたと言って喜びを抑えきれない様子。
しかしアレックスは、人前に自分の正体を晒すようなマネをするなんてどういうつもりだと彼女を責め、二度とこういうことはするなと釘を刺すのでした。
次の朝、出社したカーラを待っていたのは、昨夜の飛行機救出劇のニュースで興奮するCEOのキャット・グラントでした。
彼女は、この件に関連したニュースを我社で独占するのだと、社員一同にハッパをかけます。
カーラはというと、自分のやったことを誰かに話したくて我慢ができず、ついに仲の良い同僚のウィンを屋上へ呼び出し、空を飛んで見せて正体を明かしてしまうのでした。
それからカーラとウィンはコンビを組んで、スーパーマンのようなコスチュームまで作り、警察の情報をハッキングしては事件の現場に駆けつけて解決の手助けを始めます。
アレックスの言葉など忘れたかのように、自分の能力を生かした人助けに満足を感じるカーラでしたが、火災の情報に現場に向かった彼女は飛行中に何者かによって狙撃され、墜落して意識を失ってしまいます。
やがて目を覚ました彼女は、特異生物対策局(DEO)で拘束され、しかもそこにはアレックスがいることに気づきます。
実はアレックスは、密かにDEOの捜査官として働いていたのです。
すぐに拘束を解かれたカーラでしたが、そこでDEO長官のハンク・ヘンショウから、宇宙人の犯罪者が地球にやって来ていることと、さらにその原因が自分にあることを知らされます。
かつてカーラが囚われていた「ファントム・ゾーン」には、クリプトン星人が作った「フォート・ロズ」という犯罪者の宇宙人を閉じ込めておく刑務所がありました。
ところが、それが彼女と共に抜け出し、そのまま後を追って地球へやって来たとのこと。
その話にショックを受けた彼女は、自分の力で犯罪者たちを捕まえると申し出るものの長官に拒絶され、手出しをしないよう言い渡されてしまいます。
スーパーパワーを持つ自分をまるで当てにしない彼の態度に苛立ったカーラは、DEOで働いていたことを自分に隠していたアレックスに怒りをぶつけ、その場から立ち去ってしまうのでした。
翌日カーラが会社へ行くと、TVではスーパーマンのように人助けをする謎の女性である自分を「スーパーガール」と呼び、その名付け親がCEOのグラントだと報じるニュースが流れていました。
「ガール」という言葉に、どこか未熟な小娘を思わせる印象を感じて納得のいかない彼女はグラントに名前の変更を促しますが、それが気にさわった彼女はカーラを首にしようとします。
しかしそこへ現れて、うまく取り成して彼女の失業の危機を救ってくれたのは、最近デイリープラネット社から転職してきたカメラマンのジェームズ・オルセンでした。
彼はスーパーマンと知り合いだということで有名でしたが、優しくて明るい人柄にカーラもちょっと気にかけている存在。
そんなとき、突然彼女の耳に謎の不快な声が届きます。
それは通常の人間には聞こえない超高周波で送られた音声で、「指定の場所まで来なければ街を破壊する」と脅す声の主は彼女の命を狙う宇宙人の犯罪者でした。
すぐにその場所に行ったカーラは宇宙人と戦いますが、相手と互角の力はあるものの戦いに不慣れなせいでピンチに陥ります。
宇宙人の持つ特殊な斧で生まれて初めて傷を負い、危うくやられてしまいそうになったとき、DEOのヘリと共に救援にかけつけたアレックスによって何とか助けられますが、宇宙人は取り逃がしてしまうことに。
自分の弱さにすっかり意気消沈してしまい部屋に引きこもるカーラでしたが、そこへアレックスが、カーラの実の母によって脱出ポッドに残されたメッセージを持ってやって来ます。
そのメッセージの「賢く強く、自分に正直に生きなさい」という言葉に励まされて、再び戦う意欲を取り戻すカーラ。
DEO本部へと戻った二人は長官を説得し、ちょうど居所の見つかった宇宙人を倒すために、カーラはその現場へと向かいます。
激しい戦いの末、彼女はまたも斧によってやられそうになりますが、目からの光線によって斧を破壊し、その衝撃でようやく宇宙人を倒すことに成功。
捕まるよりも死を選んだ宇宙人は、「俺は始まりに過ぎない」という言葉を残して自決したのでした。
次の日、会社へ行ったカーラは、カメラマンのジェームズに屋上へと誘われますが、なぜか彼はカーラの正体も宇宙人との戦いのこともすべて知っていました。
実はジェームズはスーパーマンからすべてを聞かされていて、「キャットコー・メディア」へ来たのも、カーラを見守って欲しいという彼の希望によるものだったのです。
さらに、スーパーマンが赤ん坊のころに包まれていた布を使って作られたマントを渡されたカーラは、これからも自分の力で街を守っていこうという思いを改めて確かにするのでした。
スーパーガール【シーズン1】(全20話)
第1話「ガールズ・ビー・アンビシャス」
第2話「ステップ・バイ・ステップ」
第3話「マイウェイ」
第4話「ヒーローテスト」
第5話「ファミリー・シークレット」
第6話「レッド・トルネード」
第7話「トゥルーヒーロー」
第8話「アストラ・クライシス」
第9話「ブラッド・オブ・“EL”」
第10話「トイマン」
第11話「マーシャン・マンハンター」
第12話「ビザロ」
第13話「ロスト・ファミリー」
第14話「ジャスティス」
第15話「ファイナル・カウントダウン」
第16話「レッド・クリプトナイト」
第17話「マン・フロム・マーズ」
第18話「フラッシュ」
第19話「ミリアドアタック」
第20話「スーパーエンジェル」