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スーパーガール【シーズン1】第11話あらすじ(ネタバレあり)

2017/08/26

スーパーガール【シーズン1】

画像:ワーナーブラザーズ「スーパーガール」公式サイトより

米ドラマ『スーパーガール ファースト・シーズン』第11話の簡単なあらすじです。

ラストまでストーリーを記述していて、ネタバレを含んでいます。

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第11話「マーシャン・マンハンター」

ある日、キャットコー・メディアのCEOグラントが自分のオフィスに入ると、中で待っている若い青年がいました。

彼は名をアダムといい、かつてグラントがまだ若い頃に生みながらも、様々な事情のために離れて暮らすことになってしまった実の子でした。

グラントとアダムは、これまでの25年もの間、お互いに会うこともなく暮らしていましたが、彼は母から届いた「関係を修復したい」という手紙を読んでやって来たのです。

しかしその手紙は、実はグラントからのものではなく、カーラが彼女の名を借りて書いて送ったものでした。

カーラは、グラントが息子との関係に悩んでいて、手紙を書きかけては出さずにそのまま捨てていたのを偶然知り、関係の修復の手助けになればと密かに手紙を出したのです。

初めは彼女のお節介に腹を立てたグラントでしたが、やがてその親切心による行為を受け入れて、息子との会話のためにディナーの予約を取るよう命じるのでした。

その頃カメラマンのジェームズは、ミランダ・クレイン上院議員の演説会場へ取材に行っていました。

議員は徹底した宇宙人排斥論者で、スーパーガールを支持するキャットコー・メディアとしては敵対する意見を持つ相手になります。

そこで、議員に対抗する記事を書くために記者を送り込むことにしたグラントでしたが、その指示にジェームズが自ら名乗りを上げて取材に臨むことになったのです。

ところがその会場に突然、人の倍はあろうかという大きな体の異様な宇宙人が現れて暴れ始めます。

警備のために来ていたDEOが、すぐに宇宙人の捕獲のために動きますが、その宇宙人の姿を見てなぜか身を固くして動けなくなってしまうヘイショウ長官。

やがてジェームズからの緊急通知を受けたスーパーガールもやって来ますが、ひとしきり暴れた宇宙人は忽然と姿を消してしまうのでした。

クレイン議員は無事だったものの、宇宙人の狙いが彼女だと考えたDEOは、安全確保のために本部で保護することに。

そして、現場で不審な様子を見せたヘイショウ長官に対して事情を問い詰めたアレックスは、宇宙人の正体が「ホワイト・マーシャン」という火星人であることを知ります。

実は、かつて長官の種族である「グリーン・マーシャン」は、マグマと共に地底から現れた「ホワイト・マーシャン」に襲われて滅ぼされたのです。

そして、「ホワイト・マーシャン」である宇宙人の目的はクレイン議員などではなく、「グリーン・マーシャン」である長官の抹殺でした。

長官と同様に変身能力やテレパシー能力のある宇宙人は、以前ロード社の調査の際に能力を使った長官のテレパシーを感じ取って、彼を探してやって来たのです。

火星で「ホワイト・マーシャン」に仲間や家族を焼き殺された長官は、その宇宙人に対して自分ではどうにもならない恐怖を感じていました。

さらに宇宙人を倒すために自分の正体を晒してしまうことを避けたい彼は、スーパーガールに宇宙人を倒すための手助けを頼むのでした。

会社へ戻ったカーラは、ジェームズが撮った写真を見ていましたが、そこに写っているクレイン議員の目が妖しく光っていることに気づきます。

そこから、宇宙人が議員の姿に変身して潜り込んでいることを悟ったカーラは、本部のアレックスに連絡。

正体のばれた宇宙人は本部内を暴れまわり、スーパーガールも駆けつけて捕らえようとするも、逃げられてしまいます。

「ホワイト・マーシャン」によって部下を殺され、火星では一族を殺されながらも自分だけ逃げ出して生き延びたこともあって、罪の意識に自分を責めるヘイショウ長官でした。

その夜、とあるレストランで食事をしながら話をする、グラントと彼女の息子のアダムの姿が。

ところが、赤ん坊のとき以来会うこともなかった息子との会話で何を話して良いか分からず、つい自分のことばかり話してしまったグラントの態度に失望して、アダムは席を立ってしまいます。

傷ついたグラントは、カーラを呼び出して当たりちらしますが、実は悲しみにくれている彼女の心を見抜いたカーラは、改めて二人の間を取り持つことに。

そしてカーラと一緒に、三人で顔を合わせることになったグラントとアダム。

彼女が間に入ることによって、次第にお互いの正直な気持ちを話せるようになった二人は、ようやく思いを通じ合うことができたのでした。

一方、テレパシーを使って宇宙人の居場所を探していたヘイショウ長官は、下水道の中にその存在を感じます。

アレックスたちを連れて、宇宙人とクレイン議員を探しに下水道へと入った長官は、ついに議員を発見。

しかしアレックスは、油断させるために議員の姿に変身していた宇宙人に襲われ、人質として捕らえられてしまいます。

アレックスを助けるために死を覚悟する長官に、生き延びることを諦めないよう説得するスーパーガールでしたが、長官の決意は変わらないようでした。

やがて宇宙人の待つ場所へ現れた長官は、アレックスを助ける代わりに自分を殺すよう身を差し出します。

ところが、そこへ飛び込んできたスーパーガール。

長官もジョン・ジョーンズの姿になって彼女と共に戦い、死闘の末ついに宇宙人を倒すことに成功します。

しかし「ホワイト・マーシャン」への恨みに燃え、スーパーガールの手にクリプトナイト製の手錠をはめてしまうヘイショウ長官。

彼は、家族や同胞の仇である「ホワイト・マーシャン」を殺すつもりでした。

しかしスーパーガールの、「本当の自分を見失えば悪に負けたことになる」という必死の説得によって、どうにか復讐を思いとどまる長官。

こうして宇宙人を殺さずに捕まえた長官は、アレックスやカーラに「君たちを娘も同然に思っている」と、感謝も込めて二人への気持ちを語るのでした。

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