スーパーガール【シーズン1】第18話あらすじ(ネタバレあり)
米ドラマ『スーパーガール ファースト・シーズン』第18話の簡単なあらすじです。
ラストまでストーリーを記述していて、ネタバレを含んでいます。
第18話「フラッシュ」
4階建てのビルの屋上から落ちたにもかかわらず、謎の能力によって怪我一つ無く無事だったシヴォンは、ウィンの紹介でDEOによる診察を受けていました。
しかし彼女の強力な音波を発する能力は、その正体も原因も何も分からないまま。
結局彼女は不安を抱えたままDEOを出て行きますが、その際かつてスーパーガールによって捕らえられたライブワイヤーの姿を目にします。
そして彼女が自分と同じように、グラントに対する恨みを抱いていることを知るのでした。
同じ頃、キャットコー・メディアでは、カーラがグラントから恋愛に関するアドバイスを受けていました。
ルーシーと別れたばかりのジェームズに対して、どのように接すれば良いのか迷っていたカーラに、敢えて冷たくして振り向かせるようにすることだと語るグラント。
2人がそんな会話をしていたところへ、突然シヴォンが現れます。
驚いて止めようとするウィンを突き飛ばして、彼女は真っ直ぐにグラントのもとへ。
会社への出入り禁止となっている彼女を見て、グラントは警備員を呼ぶようカーラに命じ、カーラはシヴォンに出て行くよう言います。
ところがシヴォンは、例の強力な音波を発してカーラを弾き飛ばし、その勢いで彼女はそのまま窓を突き破ってビルの外へ飛び出してしまう事態に。
意識を失ったままビルから落ちていくカーラでしたが、そこへものすごいスピードで表れた赤い閃光。
それは落ちるカーラを目にして救いにやって来た、フラッシュことバリー・アレンでした。
カーラを抱えて走り、勢い付いたまま遠く離れた荒地まで来てようやく止まるバリー。
しかし意識を取り戻したカーラは、慌ててスーパーガールとなって会社へ戻るために飛び立ちます。
空を飛ぶ彼女を見て驚いたバリーは後を追い、猛スピードで走る彼を目にしたスーパーガールもまた驚いて地上に降りてきます。
話をしてみると、スーパーガールはフラッシュの存在をまったく知りませんでした。
「じゃあ、グリーンアローは?ブラックキャナリーは?ファイヤーストームは?アトムは?ズームは?」
バリーの問いに首を傾げるばかりの彼女でしたが、もちろんバリーのほうもスーパーガールのことは何も知りません。
ここでようやくバリーは、自分が元いた世界とは違う世界に来てしまったことに気がつきます。
2人が会社へと戻ると、既にシヴォンは姿を消した後でした。
心配してやってきたウィンとジェームズに、バリーを紹介するカーラ。
多元宇宙の別の世界ではフラッシュという名のヒーローとして活躍しているバリーは、目にも止まらない高速で移動・行動することのできる能力を持っていました。
彼がカーラたちのいる世界にやって来たのは、高速移動中の偶然によるもので、元の世界に帰る方法が見つかるまでカーラたちと行動を共にすることに。
同じように特殊能力を持つヒーロー同士として、何となく気の合う様子のカーラとバリーを見て、なぜかジェームズは浮かない顔をするのでした。
一方、能力の影響によるものか頭の中に聞こえる謎の声に悩まされるようになったシヴォンは、相談のためにエセ占い師をしている叔母のもとへ行きます。
彼女によると、音波の能力も謎の声も原因は、バンシーと呼ばれる妖精がシヴォンの一族の祖先にかけた呪いのせいだとのこと。
さらに、その呪いを解くにはシヴォンを怒らせた相手を殺すしかなく、殺さなければ能力はさらに強くなっていくが、やがて自分は心を失うことになると言います。
それを聞いた彼女はカーラを殺そうと決意し、そのためにDEOで目にしたライブワイヤーと手を組むことを思いつくのでした。
その後すぐに、シヴォンの発する強力な超音波でDEOの宇宙人用の監獄が破壊され、ライブワイヤーは脱獄してしまいます。
古い倉庫へと逃げたライブワイヤーの前に現れたシヴォンは、グラントやカーラそしてスーパーガールを倒すために力を合わせることを提案。
しかしカーラに協力を頼まれたバリーが、その倉庫をDEOの設備を使って発見し、彼とスーパーガールは2人でライブワイヤーの捕獲に向かいます。
そしてライブワイヤーに立ち向かった2人でしたが、彼らの前に「シルバーバンシー」の名で現れたシヴォン。
2対2となった状況で、電撃と音波の2つの攻撃を相手にすることになり、状況が不利と見たスーパーガールとフラッシュは、やむなく出直すことにして引き上げるのでした。
ところが、スーパーガールたちを倒すことを諦めないライブワイヤーとシルバーバンシーは、彼女たちを誘き出す囮にするためにグラントを誘拐。
それを知ったスーパーガールとフラッシュは、ライブワイヤーの呼び出しに従ってナショナルシティー公園へ。
現れた2人にシルバーバンシーは超音波を発しますが、装着した耳栓の効果によって攻撃は無効化されます。
その耳栓は、かつてフラッシュがパイドパイパーを相手に闘った際に使った装置を応用して、バリーが対シルバーバンシー用に作ったものでした。
それを見て逃げようとしたライブワイヤーを追いながらも、逆に返り討ちに合ってしまうフラッシュ。
さらに飛んでいたヘリを狙ったライブワイヤーの電撃を、体を盾にして遮ったスーパーガールまでもが倒れてしまいます。
力の尽きかけた彼女に、止めを刺そうと迫るライブワイヤーとシルバーバンシー。
しかし、命がけで市民を守ろうとしたスーパーガールを守ろうと、公園にいた大勢の人たちが自ら壁になって立ちふさがります。
そんな人々を気にも留めずに電撃を発しようとすライブワイヤーでしたが、その彼女めがけて突然強い水流が。
大量の水を浴びた彼女は漏電によって自ら感電し、近くにいたせいで電流のあおりを食らったシルバーバンシーも同じく感電して、2人とも倒れてしまいます。
ホッとして水流の元を目で追い、そこにかつてビルの屋上で助けた消防士たちが、ホースを手にして立っていることに気づくスーパーガール。
「これで恩返しができた」そう言って、消防士は倒れていたスーパーガールに手を差し伸べるのでした。
その後この件がニュースとして報じられ、その献身的な活躍が知れ渡ることで、スーパーガールは再び市民からの信頼を取り戻すことに。
そして、活躍を終えたフラッシュも自分の世界へと帰ることになります。
彼は自分のスピードに加えて、スーパーガールの助けによってさらに高速になることで時空の壁を越えられると予想。
来たときと同様にタキオン装置を胸に着けたフラッシュは、スーパーガールと同時に高速で走り、併走する彼女がフラッシュの背を押します。
こうして、よりスピードを得た彼は、時空に開いた穴を通り抜けて消え去ったのでした。
その夜のこと、ジェームズを部屋に招いたカーラは、ついに気持ちを抑えきれずに彼にキスをします。
ところが無表情のまま、ものも言わずに部屋を出て行くジェームズ。
不審に思ったカーラが窓から部屋の外を見ると、通りにはジェームズと同様に無表情で歩く大勢の人たちが。
実はこの事態は、ノンによるミリアド計画の始まりだったのでした。
スーパーガール【シーズン1】(全20話)
第1話「ガールズ・ビー・アンビシャス」
第2話「ステップ・バイ・ステップ」
第3話「マイウェイ」
第4話「ヒーローテスト」
第5話「ファミリー・シークレット」
第6話「レッド・トルネード」
第7話「トゥルーヒーロー」
第8話「アストラ・クライシス」
第9話「ブラッド・オブ・“EL”」
第10話「トイマン」
第11話「マーシャン・マンハンター」
第12話「ビザロ」
第13話「ロスト・ファミリー」
第14話「ジャスティス」
第15話「ファイナル・カウントダウン」
第16話「レッド・クリプトナイト」
第17話「マン・フロム・マーズ」
第18話「フラッシュ」
第19話「ミリアドアタック」
第20話「スーパーエンジェル」